探険家の歴史 第3部 第1章 ルーシの国を創った北欧バイキング

 
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ルーシの国を創った北欧バイキング

 ロシアは東スラブ人の国である。

 スラブは東スラブ人(ロシア人、ウクライナ人 、ベラルーシ人)西スラブ人(ポーランド人 、チェック人、スロバキア人)、南スラブ人(スロヴェニア人、クロアチア人、セルビア人、モンテネグロ人、ブルガリア人、マケドニア人)に分類される。

 スラヴ人は古代、奴隷として多く扱われたため、英語では”スレイヴ”(奴隷)と言う言葉があるが、本来のスラヴ語の「スラヴ」の意味は、偉大さや栄光を意味するもの(例:ロシア語:славаスラーヴァ)である。

 ロシアとバルト海をはさんで北欧の諸国があるが、ロシアの国の成立には北欧のバイキング達の活躍があったことを知っているだろうか。

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 スカンジナビア半島やユトランド半島に住んでいた北ゲルマン人(ノルマン人)は、バイキング(入り江の人々という意味)と呼ばれ、8世紀の末からヨーロッパ各地の沿岸地方で交易や海賊をして、勢力を次第に拡大していった。

 キエフの修道士、ネストルの編纂した『過ぎし歳月の物語』(『原書年代記』とも言う)によると、862年、スウェーデン・ヴァイキングのノルマン人・ルス族(ロシアの語源)が首長リューリク(?~879)に率いられて北西ロシアに位置する「ノヴゴロド」を占領し、スラヴ人を征服してロシア最初の国家を建設した。

 ノヴゴロドの名前を訳すと『新しい街』の意になるが、その名に反してロシアで最も古い都市「ノヴゴロド」は、スウェーデン・ヴァイキングによって建設されたのである。

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    ノブゴロドにある、ロシア一古い教会  ↑

 このノヴゴロドを建設し、古代ロシアの中心都市「キエフ」を建設した人々は「ルーシ」と呼ばれ、その「ルーシ」がロシア(ルーシ族の国の意味)と呼ばれるこの国の、前の呼び名となった。

 ルーシ達は、東スラブ人の居住地を次々と支配し、その支配の過程の中で、「ルーシ」の国が形成されていった。

 
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  黒丸の都市が、「ルーシ」の都市群です。 ↑

 ノヴゴロドやキエフを建設した北欧バイキング達は、バルト海からラトガ湖を経てボルホフ川を上り、途中のわずかな陸地は船を運んでボルガ川水源の村に入り、そこからボルガを延々と下ってカスピ海に出て、対岸のペルシャの地まで到達し、バクダッドなどイスラムの諸都市と交易していたという。
 

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