2018年 山が笑う その1 桂集落前のコゴメ

 毎年ゴールデンウィークの前後の20日間程は、僕の釣場である関川村でも、1年のうちの一番華やいだ季節となる。

 早春の花や桜や菜の花が一斉に咲き、少し遅れて山桜も咲き始める。

 それと同時にフキノトウを先頭に、ゼンマイ、コゴメ、ワラビなどが次々に土の中から顔を出していく。

 楽しみな季節の楽しみな釣り場に、4月22日早朝5時半頃に出発した。

 釣り街道(国道290号線)沿線を華やかに飾っていたソメイヨシノの桜は、今はすっかり葉桜となっていて、その後に八重桜の大粒の花が沿線のあちこちに咲いていた。

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 農作業も始まったようで、胎内市南俣あたりの田んぼでは、農家の方が田植え前の作業に入っていた。

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 胎内市の梨ノ木峠を越えた下り坂の辺りからは、何度か霊峰光兎山が眼前に見えてきて、はやる気持ちを抑えてここから30分程の釣場まで慎重に車を進めた。

 ところで、インターネットの交流サイトに夢中になっていた頃の話だが、ネットの友人である女性から「山が笑う」という言葉を教えてもらった。

 「花や山菜が一斉に咲き競う明るい春の山」のことを言うのだが、今の季節はまさに山が笑う季節で、山の春祭りの季節である。

 「この季節は釣りなんかしないで、山菜でも採っていた方がいいですよ、釣りはいつでもできる。」と名言を吐いたのは、10年以上も一緒に釣りをした僕の師匠であるYさんである。

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 ここはYさんとよく行った中継川の興屋清水で、この脇で二人一緒に弁当を広げて楽しんだことを今でも懐かしく思い出す。

 僕もこの季節は、師匠にならって棹をずっと握りしめていないで、山菜取りに精を出したり、「山が笑う」季節の写真を撮ったりしている時間が自然と多くなる。

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 今日もさっそく、昔たたら場があって鉄を造っていたという桂集落へ向かう桂橋上から、あの100名山となっている秀峰朳差岳を撮影した。

 そして、朝飯前にここの河原で「コゴメ」採りである。

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 コゴメはこの辺りの河原に数か所群生していて、数日採る時期が遅くなってしまったようだが、それでも美味しそうなコゴメはあたり一帯にある。

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 このコゴメ達はどう見ても、踊っているようにしか見えない。

 里山の祭りは、間違いなく始まったようである。

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