近江街道をゆく その38 百貨店王の旧宅であった中江準五郎邸を見学

 これから、外村本家と分家の間の道を通って百貨店王の旧宅であった中江準五郎邸へ向かう。

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 この道は映画やテレビドラマのロケに頻繁に使われるそうで、そのために右手の赤いポストが残されているというガイドの説明だった。

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 道の外れに、道を挟んで大きな建物が二軒向き合って建っているが、右手の方がこれから行く中江準五郎邸である。
 左手は本家の中江勝治郎邸という説明だった。

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 ここが、昭和初期に朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた中江4兄弟の末の準五郎の本宅である。
 中江4兄弟は1934年に三中井百貨店を創業し、戦前まで本宅を金堂に置いて朝鮮半島・中国で約20店舗を経営し、百貨店王と呼ばれていた。
 ただ終戦とともに、所有していた海外資産は無と化して、三中井百貨店は終わりを告げた。

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 これから、この入り口から邸内に入っていくが、ここでは蔵の中に展示紹介されている五個荘が生んだ郷土玩具・小幡でこ(土人形)を見ていく。

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 さっそうと蔵の中に入っていくガイドの方に続いて、僕も蔵の中に入った。
 江戸時代から明治時代にかけて、土人形のことを「でこ」と呼び、五個荘小幡町で作られる「でこ」のことを「小幡でこ」と呼ぶようになった。

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 最近では「でこ」という言葉の代わりに「人形」という言葉を使い、多くの方になじんでもらえるよう「小幡人形」とも呼ぶようになったという。

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 ここは、昔話を小幡人形にしたものが並んでいる。
 このほか、全国の土人形も陳列されていたが、紹介は省略する。

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 この後、準五郎邸の庭を見たが、印象は薄かった。

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 二階に上がって辺りの風景を見ていると、三中井百貨店時代の栄華が、ここかしこに漂っているように思えてきた。
 予定の見学場所を全て見終え、五個荘のガイドに見送られて、今度は便利な能登川駅行きのバスに乗り、駅からは電車に乗り、往路よりずっと短い時間で近江八幡のホテルに帰った。

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