大阪散歩 その47  金剛峯寺を見て高野山を去る

 最後に見学したのは高野山一山の総本山である金剛峯寺で、高野山全体が金剛峯寺の境内とされていて、この寺の住職は座主と呼ばれて高野山真言宗の管長を務めている。
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 ここから金剛峯寺に入っていく。
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 しばらく歩くとこの正門であるが、この正門は金剛峯寺の建物の中で最も古い歴史を持った門で、昔は天皇や皇族や高野山の住職だけしか通ることができなかったという。
 門の右のほうを見ると小さな入り口があって、ここから一般の僧侶が出入りしていたという。
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 ここは高野山の主殿で、もともとは秀吉が亡き母の菩提を弔うために造った青巌寺だった建物である。
 主殿の正面にある大玄関は天皇や皇族や高野山の住職が出入りする場所で、右手にある小玄関は上級職の僧侶が利用し、一般の僧侶は裏口から出入りした。
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 また屋根には木製の大きな桶が置かれているが、これは天水桶といい、火災発生の際にはたまった雨水で檜皮葺の屋根に水を撒いて類焼を防いだ。
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 観光客用の入り口から入ると、入り口の脇には樹高57m、直径2.87m、根本周囲9mもあった奥の院の霊木である高野杉の見本が飾られていた。
 この寺は全てのものが立派だったが、主殿は写真撮影禁止の場所が多々あったので印象は薄い。
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 次に、渡り廊下を渡って新別殿に入った。
 この新別殿では、お茶とお菓子の接待を受けながら僧侶による法話が聞ける。

またここには、講壇の後ろに弘法大師の肖像画を中心として、向かって右に胎蔵界曼荼羅、左に金剛界曼荼羅が祀られていた。
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 右の胎蔵界曼荼羅は大日如来の慈悲を表し、左の金剛界曼荼羅は大日如来の智徳を表している。
 奥殿から見る2340㎡の広さを誇る日本最大級の石庭である蟠龍庭(ばんりゅうてい)は見事であった。
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 白川砂と花崗岩で、雲海の中に浮かぶ雌雄の龍が奥殿を守る様子を表しているのだという。
 庭に感動し、心を惹かれながら金剛峯寺を後にした。

 高野山を去るにあたり、最後にもう一度壇上伽藍に行って、高野山のシンボルと言える巨大な根本大塔を目に焼き付けた。
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 これでもう高野山に未練は無くなった。
 昼食の肉うどんを高野山駅前で食べ、駅から代行バスに乗り、日本最大の仏教聖地である高野山を後にした。

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