東京散歩Ⅱ その22 墨田川河畔をツリーを眺めながら歩く

 言問橋から吾妻橋方向に歩いて、ビュースポットとなっている場所に立ち止まってはシャッターを押していく。
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 この単純な作業を繰り返しながら、ふと探検家関野吉晴のグレートジャーニーの旅のワンシーンを思い出した。
 シーンは、ヒマラヤ地域のカンリン・ポチェという聖山を、五体投地という礼拝などのために両手・両膝・額を地面に投げ伏して前へ進むという方法で巡礼して廻るというものである。
 僕には、スカイツリーが五体投地の対象となっているカンリン・ポチェのように思えた。
 そういえば関野吉晴は、スカイツリーの近くの両国高校を出ていて、彼も僕と同じく、スカイツリーが周辺地域の聖山に等しいと思っているような気がしてきた。
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 ここは吾妻橋上で、左の墨田区役所と右のアサヒビールタワーの真ん中にスカイツリーが見えるベストスポットである。
 こんな風景を見ていると、現代社会を超えて未来社会を見ているような気になってくる。
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 この橋は、吾妻橋の一つ川下のこまがた橋である。
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 この橋上から見たスカイツリーは、既にアサヒビールタワーの右に見えている。
 言問橋、吾妻橋、こまがた橋と、スカイツリーに比較的近い隅田川架橋から、聖山にも似たスカイツリーをじっくり眺めてはまた歩き始める、その繰り返しである。
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 ここは「うまやの渡し跡」である。
 江戸時代は幕府の政策により橋の数が少なく、かわりに各所に渡し舟があった。
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 この橋がこまがた橋の一つ川下の厩橋で、橋の向こうにスカイツリーが見えている。
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 そして、この山吹色の橋が蔵前橋で、スカイツリーは橋上に小さく見えている。
 かってこのあたりには蔵前国技館があり、両国に国技館が移るまで大勢の相撲ファンで賑わっていた場所である。
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 ここは両国橋上で、スカイツリーは遥か遠くに行ってしまっている。
 午後から3時間ほどかけ、スカイツリー周辺の街や隅田川右岸を歩き、スカイツリーが造りだした新しい東京の風景を楽しんだ。
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 修繕中の両国橋を渡って、両国リバーホテルに戻った。
 今日は隅田川散策が計画時点よりずっと好印象で、散策の間中楽しかった。

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