東京散歩Ⅱ その33 深川散策 その1 清洲橋近辺

 「石の粉」の御利益か、この夜は山野を歩いて小判を見つけた夢を見たことをおぼろげに覚えている。
 翌日の朝食は、ホテルでパンとコーヒーとゆで玉子とサラダという簡素な食事で済ませた。
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 7月30日(土)だが、一日かけて深川を散策する日程を作成した。
 実際はこんなに巡ることはできず、行程の中心は松尾芭蕉と伊能忠敬の旧居などを見ることににとどまった。
 それでは両国から都営大江戸線(地下鉄)に乗って出発である。
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 降車駅は清澄白川駅、この駅を出て上の地図で赤く書かれた芭蕉関連の史跡・旧跡などを見て回る予定である。
 最初に隅田川に架かる清州橋に向かった。
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 清洲橋は隅田川にかかる橋で、西岸は中央区日本橋中洲、東岸は江東区清澄一丁目、清洲という名称は公募により建設当時の両岸である深川区清住町と日本橋区中洲町から採られた。
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 橋に近づいて見るとはっきり判るが、非常に美しい橋として有名で、当時世界最美の橋と呼ばれたドイツのケルン市にあった大吊り橋のヒンデンブルグ橋をモデルにしているという。
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 関東大震災の震災復興事業として永代橋と共に計画された橋で、帝都東京の門と呼称された永代橋と対になるような設計で、震災復興の華とも呼ばれた優美なデザインである。
 このあたりはもともと中州の渡しという渡船場があった場所で、都道府県の道路橋として勝鬨橋・永代橋と共に、国の重要文化財(建造物)に指定されている。
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 芭蕉庵史跡展望庭園に行く途中、小名木川に架かる萬年橋を渡った。
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 この橋の上から小名木川が隅田川に注ぐ辺りの風景を眺めたが、いつまでも見ていたくなるような、ほれぼれするような1枚の絵画となっていた。

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