香炉峰の雪(例の清少納言の・・・) 白居易

日高睡足猶慵起 小閣重衾不怕寒
遺愛寺鐘欹枕聽 香爐峰雪撥簾看
匡廬便是逃名地 司馬仍爲送老官
心泰身寧是歸處 故郷何獨在長安

(読み)
日高く睡り足るも、なお起くるにものうし
小閣にしとねを重ねて寒さをおそれず
遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き
香爐峰の雪は簾をかかげてみる
匡廬(きょうろ)はすなわちこれ名を逃るるの地
司馬はなお老を送るの官たり
心やすく身やすきは是帰処
故郷何ぞ独り長安にのみ在らんや

(訳)
お日様は高く上がり、睡眠は十分とったのだが、まだ起きるのが億劫だ。
小さな家でふとんを重ねているので、寒さは気にならない。
遺愛寺の鐘は枕を傾けて聞き、香爐峰の雪はすだれをはね上げて眺める。
匡廬こそは、名誉をのがれる地。
司馬は、老後を送る官としては十分である。
心も身も安らかな所は、すなわち私が帰るべき場所である。
故郷が長安でなければならないわけはない。

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