ネクラーソフ「赤鼻の酷寒(マロース)」抜粋 その3

ネクラーソフ「赤鼻の酷寒(マロース)」抜粋 その3 マーシャは父親にさけぶ ──父ちゃん、あたいもつれてって! 袋の上からとび下りて──ころがった 父はだき起こした。《泣くでねえ! すりむいた──あぁに、たいしたことねえだ! むすめっ子は俺(お)らにゃ手に負えねえ もう一人、あんなわんぱく小僧を 春までに…
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能登(日本道)への道 その21 渤海の話Ⅰ

 これからは渤海の話となる。  渤海は、西暦698年から926年まで、今の北朝鮮と中国東北部とロシア沿海州の一部を領土として、228年もの長い間栄えた国である。  日本の時代では飛鳥・奈良・平安時代のことで、その間渤海は34回も日本に使者を送り、その延べ人数は2500人にもなった。  これに応えて、日本からも渤海に使者…
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能登(日本道)への道 その20 渤海までの二つめの話 

 二つめの話は、5世紀となる。  この時代は倭の五王の時代で、大和政権は強大な力となり、朝鮮半島南部の支配をめぐって優位な立場に立つため、中国の宋に朝貢して安東将軍などの称号を得た。  例の讃、珍、済、興、武の時代で、大阪の堺市には仁徳天皇(讃と比定されている)陵などの巨大な前方後円墳が造られた。  一方朝鮮半島南部では4世…
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