耽羅紀行(済州島の旅) その2 上野アメ横にて

 4月13日(日)、14時7分発のMAXとき328号に乗車、ダイヤ通り16時14分に上野に到着した。 
 普段は車で旅をしていて、外国旅行も居住する新潟空港から直接なので、新幹線で旅をするのは滅多になく、2時間程の新幹線の旅を新鮮な気持ちで楽しんだ。 
 日曜日の午後の出発なので、始発の新潟駅は同じ車両に僕の他には一人しか乗ってなく、ガラガラのまま東京まで行くのかと気になっていたが、越後湯沢でどっと客が乗り込み、瞬く間に車両は満席となった。
 バブル期のリゾートマンション族か別荘族が週末を越後湯沢で過ごし、えきネット割引のあるこの電車で東京方面の自宅へ帰っていくのだと推測した。
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 上野駅で降りると、インターネットでプリントした地図を頼りに、何度か迷いながらも今夜の宿泊宿である「ホテルニューパーク」に辿りついた。
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 フロントでチェックインと共に宿泊代を払うと、エレベーターで4階のシングルルームへ直行した。
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 その部屋だがベットと細長い机を入れるとほとんどスペースが残らない、超コンパクトサイズだった。
 ただバストイレもしっかり付いていて、朝早く成田空港へ向かうための前泊用として、ぐっすり眠れればそれでいいという目的にはピッタリの部屋だった。 
 ここに旅行用スーツケースとdayバッグを置き、夕食と散歩を兼ね、ホテルから歩いて5分の距離にある上野アメ横に繰り出した。 
 アメ横通りを往復してみたが、店の中には入らなかった。 
 アメ横は賑やかで活況があり、道を行く人達が楽しそうに歩いている街である。
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 しばらくアメ横のブラブラ歩きを楽しんで、夕食と決めた黄星印の珍々軒へ向かった。 
 この黄長四角で囲った辺りは立ち飲みの店が林立していて、店の外にテーブルを出して大勢の客が大声を出して談笑しながら飲み食いしていた。
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 珍々軒も立ち飲みの店と幾らも変わらず、店の前にもテーブルを出して客を集めていた。 
 この一角は飲み食いが心から楽しくなる場所で、ここにいるだけで幸せな気分になってくる。 
 僕の前の年金生活者と思われる夫婦連れだが、ラーメンと野菜炒めを一つずつとって、半分分けにしながら、美味しそうにのんびりと食べていて、気持ちが優しくなるような光景だった。 
 学生と思われるグループも、仕事帰りと思われるグループも、思い思いのスタイルで飲食を楽しみ、思いっきり談笑していた。 
 幸せな日本人と幸せな日本を、こんな身近なところで発見した。
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 この店で僕も幸せな日本人の仲間入りをするために、珍々軒で一番人気のタンメンを注文し、カップビール片手に、ゴマ油で上品に味付けされた野菜炒めのトッピングされたタンメンを、自慢の味を確かめながらいただいた。 
 タンメンとビールで1000円支払い、そのあと宿へ帰る前に、立ち飲みの店でもう一杯ビールを、煮込みをつまみに飲んだ。 
 ここで支払った現金は500円、合計1500円の夕食となった。
 ほろ酔い気分でホテルに帰ったが、明日からの済州島の旅の前夜は、平凡だけど幸せ色だった。

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