天塩川の旅 その3 いざ、源流へ!!

 士別駅から道道61号「士別滝上線」を南東の方角に5km程進んだところで天塩川を渡って北岸に出るが、その辺りの川の様子である。

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 8月末からの、日本中を巻き込んでいる豪雨の影響は北海道最北の大河「天塩川」上・源流地帯でも同じで、台風15号の直撃を受ければこの天塩川も簡単に決壊しそうなかなりな水位に見えた。

 北海道の道は本州の道とは極端に違い、平たん部では真っ直ぐな道がはるか向こうの山すそまで続く。

 
 北海道を走る醍醐味は、広大な前後左右の解き放された圧倒的開放感だろう。

 こんな感覚の道を東南方向に7~8km、東方向に同じく7~8km進むと、最近士別市と合併した朝日町(旧上川郡朝日町)に入った。

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 めざす天塩岳ヒュッテまでは40kmまで近づいた。
 
 道は平野部から山間部の道路へ入り、昇り勾配の道を愛車は快調に走り続ける。

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 突然右手前方から大きなサイレン音がしてビックリして、車を音のする方向の脇道に進めて留めた。

 大きな看板が出ており、「ヒグマ多発地帯に付き十分注意」という意味のことが書かれていた。

 
 岩尾内ダムの放水による注意警報なのか、それとも熊除けの警報なのか分らず、動揺し混乱したまま車をスタートさせたため、道路が二手に分かれたところで誤って下川愛別線へ10km程進んでしまった。

 
 誤りに気づき、来た道を引き返し、慎重に案内板を確認してから岩尾内湖の方角に車を走らせた。

 3km程進み、岩尾内ダムの建設によって出来た天塩川源流のダム湖である岩尾内湖に到着した。

 
 ダムサイドの
右岸側に岩尾内沢と呼ばれる沢があるが、ダム名はこの沢から取ったもの。


 とうとう、稲作の北限地域を流れる日本最北の大河天塩川の源流地帯に突入した。

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 湖上に赤い色が目立つ塔があるが、北海道企業局岩尾内発電所の取水塔である。

 
 堤体直下に発電所があって、地域に配電する設備を持っていて発電した電力の一部を家庭や工場に直接供給している。

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 岩尾内湖を空中から撮影するとこうなる。



 手前に岩尾内ダム、直角に岩尾内大橋が岩尾内湖を横切っている。

 ダム湖の岩尾内湖は、周辺の緑深い森林に囲まれて、静かに水をたたえる。

 
 湖畔には無料キャンプ場があり、周辺にはテニスコ ートや貸し別荘が整備され、釣り(ヤマベ、イワナ)なども楽しめるという。

 
 ダムサイトで休息中に雲行きが怪しくなり、小雨もぱらついて来たので、早めにいけるところまで行こうと思い、上下右左に蛇行するダムサイドの道をひた走った。

 
 ダムサイドから平地に出て、新奥士別を過ぎ道道101号「下川愛別線」を更に進む。

 
 しかし、この頃から小雨が本降りになり、ワイパーが高速運転となった。


 もうここで限界だろう。


 道道101号「下川愛別線」と天塩川沿いにさかのぼるダート道の分岐点まで、直前という地点である。

 
 分岐点からは約16㎞進めば、天塩岳への登山基地、天塩岳ヒュッテが現れる。

 その横には、こんな渓流風景が存在する。


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 しかし、今回は諦めよう。

 旅は『天気が一番』、天気が良ければ、旅の半分以上は既に成功
しているようなもの。


 帰路は更に本降りとなり、ワイパーを高速運転しても視界が十分に利かない状態となった。

 先日の「福島・新潟大水害増水による橋の流失シーン」
が頭をよぎり、岩尾内湖を過ぎ朝日町を過ぎても、心臓の高鳴りは収まらなかった。

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