ブラジルの笑い話 その19 怒りと激怒 

小学校3年生のマリアちゃんが学校の宿題である“怒りと激怒の違い”について、父親に「父さん、怒りと激怒ってどう違うの?」と尋ねた
父親が「それはまあ、程度の問題だな。説明してあげよう」と受話器を取り
いいかげんな番号をダイヤルした。
電話に答えた男にこう聞いた。「もしもし、シルビオいるかな?」
男が答えた。「ここにはシルビオなんていないよ。かける前に番号を調べないのか?」と受話器を切った。
「分かるかい」と父親が娘に言った。「あの男の人は今の電話が気に入らない。
たぶん何かしていてうんと忙しいのに、ぼくたちが邪魔したんだ。

さて、見ていてごらん----」父親はまた同じ番号にかけた。
「もしもし、シルビオいるかな?」と再度同じ電話番号にかけた。
「おい、よく聞けよ!」腹立たしげな声が答えた。「おまえがたった今この番号にかけてきたときに、
ここにはシルビオなんていないと言ったろう!よくもまたかけてこられたもんだ!」受話器ががしゃんと置かれた。
父親は娘に向かって言った。「いいか、あれが怒りだ。こんどは激怒がどういうものか見せよう。」

そうして、また同じ番号にかけた。荒々しい声が「もしもし」と、吠え立てるように答えた。
「もしもし」父親は静かに言った。「もしもし、シルビオだけれど、ぼくに電話があったかな?」と尋ねるや否や、電話の向こうで怒り心頭の男が、あらん限りの暴言を吐いていた。

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