因幡と伯耆の旅 その15  「なしっこ館」にて

倉吉に戻る途中から雨が降ってきて、早めに三仏寺に行って良かったと思った。
雨では倉吉の町歩きも大変なので、まず「なしっこ館」で雨宿りをしながら鳥取県が世界に誇る梨の魅力を体験することにした。
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 「なしっこ館」に入って、まずこの二十世紀梨の巨木を見た。
この木は鳥取二十世紀梨記念館のシンボルツリーで、稲村清臣氏(県下はもとより、全国に知られた二十世紀梨づくりの篤農家で、現状の技術に甘んじることなく絶えず最高の技術を追い求め、高品質・多収栽培を実践された方)から寄贈されたものである。
 巨木の直径は20メートル、天井を覆うように広がっていて国内最大級の二十世紀梨の木といえるもので、ガラスケースに入った地下5メートルまで伸びた根も一緒に展示している。
 1999年当時、この巨木は樹齢74年ながら1年間に普通の木の5倍にあたる4千個の果実を収穫したという。
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1階でさらっと番号順に展示物を見てから、梨ガーデンに向かった。
ここには、おさゴールド(二十世紀)のほかに、ヤマナシ、ホクシマメナシ、類産、犬殺、巾着、菊水などの野生種や古い時代の品種も展示している。
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これはおさゴールド(二十世紀)で、平成30年で満20歳を迎えるが、一樹あたり1500個くらいの果実が実るという。
この樹は大正時代から昭和時代にかけて活躍した鳥取県屈指の技術者の高田豊四郎が開発したカズラ枝を採用していて、長い枝は一枝に4060個もの実をつける。
梨ガーデンを出て、なしっこ館2階に開催している「二十世紀梨導入100年記念 梨人物展」を見学した。
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カズラ枝の高田豊四郎も展示されていた。
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この中尾利治さんは巌窟王と呼ばれた稀代の果樹栽培家という紹介である。
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この北脇永治さんは1904年に松戸覚之助から二十世紀梨の苗木を10本購入し、鳥取県に二十世紀梨をはじめて導入した方である。
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この昔の梨木箱のレッテルは見ているだけで楽しかった。
梨の物知り展示も面白かった。
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これは「なしの生産高の国別割合」である。
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梨発祥の地である中国と梨の関係も面白かった。
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梨と遊んでいる間に昼近くになったので、なしっこ館を出て外に出たが、降り続いている雨は一向に止む気配が無かった。
 

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