ロシア人が遠くに旅行したくなる「プーシキン」

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 そのプーシキンの詩を1・2覗いてみる。



「 忘れない、あの美しいひととき 」 



忘れない、あの美しいひととき

あなたが私の前に現れた時を

まるで束の間の幻のように

美しい妖精のように


あてどない悲しみの中

空しい日々の暮らしの中

幾度あなたの声を

いとしい姿を夢にみたことか


時が過ぎ、嵐が荒々しくも

夢を蹴散らしてしまった

わたしはあなたのやさしい声を

美しい面影を忘れてしまったのだ。


遠く離れた流浪の暗闇の中

私の日々は過ぎ去っていった

信仰も 感激も

涙も 愛もない暮らしが


しかし、魂が目覚める時が来た

あなたが再び現れたのだ

まるで束の間の幻のように

美しい妖精のように


心は喜びに高鳴り

そして蘇ったのだ

信仰も 感激も

涙も そして愛も



「 遠きふるさとの岸辺に 」   


遠きふるさとの岸辺に向けて

君はこの異郷の地を離れる

この忘れ難き時、悲しみの時に

私は君の前で、思い切り泣いた


私の凍える手は

君をここに留め置こうともがき

恐ろしき別れの苦悩の中

私は行くなとうめいていた


だが君はくちびるをそむけた

私の苦いくちづけから

この暗い逃亡の地から

他の土地に私をいざなった


君は言った「今度会う時は

青い空の下

オリーブの木の陰で

キスを交わしましょう」


ああ、だがその遠いかの地

青く輝く空と

水が麗しいかの地で

君は永遠の眠りについた


君の美しさも、そして悩みも

墓石の下へと消えてしまった

甘いくちづけの約束もまた...

でも私は永遠に待つ、君との約束を

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