奈良散歩 その3 夕暮れの二月堂 

空海寺の次に正倉院を目指したが、閉門時間の午後3時を既に過ぎていたので、最終目的地である二月堂を直接目指すことにした。



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  今の時間は既に午後4時を回っていたので、黄色で塗られた道を急ぎ足で歩いて、憧れの二月堂を目指した。



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  ここは東大寺大仏殿裏手の境内であるが、奈良名物の鹿さん達がのんびりと芝草を食べている風景に出くわした。

いかにも、奈良と言えるような風景である。



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  この通りを真っすぐ歩いて、突き当りを右手に右折する。



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  いよいよ二月堂の裏参道に入った。

このあたりから参道が少しずつ登り勾配となっていき、二月堂参拝を終えて下ってくるかなりの数の観光客の方々と頻繁にすれ違った。 



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  ここらへんには柿の木も点在していて、子規が法隆寺で詠んだ「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の俳句を思い出させてくれる風景にも出会った。

今回の「奈良散歩」の旅をリードする両輪の一人である司馬さんは、「街道をゆく 奈良散歩」の中で、「私は東大寺の領域のどの一角も好きである。とくに一か所をあげよといわれれば、二月堂のあたりほどいい界隈はない。立ち止まってながめるというより、そこを通り過ぎてゆくときの気分がいい。」と書いている。



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   その東大寺で一番いい界隈を気分よく歩いて、午後4時15分に二月堂に到着した。

二月堂はあたりの風景を従えながら超然と孤高の人のようにそこに建っていて、憧れの建物に到達出来て喜びが溢れだした。



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   二月堂に近づくと、なおのこと迫力が凄く圧倒されてくる。

二月堂は奈良時代創建の仏堂で、現存する建物は1669年の再建となり、国宝に指定されている。

またこの建物は、奈良の早春の風物詩であるお水取り(正式名は修二会)の行事が行われる建物として知られている。



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   二月堂に上がって、火の粉が壇上から降り落ちる修二会の様相を思い出しながら、ここから見える絶景の奈良の街をしばし眺めた。



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   夕暮れの二月堂下の裏参道を降りていく時の気分も良かった。


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