奈良散歩 その3-2 「朝の二月堂散策」に出発
二月堂から黄線の道を歩いて、転害門バス停からバスに乗って赤線の道を行き、近鉄奈良駅で降車した。
今夜から三日間宿泊することになる小さなホテル「奈良倶楽部」は一泊朝食付の宿泊なので、夕食を何処かで食べるかコンビニ弁当に頼ることになるのだが、ここで泊まる三日間はホテル近くに飲食店がないこともあり、コンビニ弁当で済ますことにした。
近鉄奈良駅前バス停付近のコンビニで幕の内弁当と缶ビールを買い、再びバスに乗って今在家バス停で降車した。
そして再び午後6時を過ぎた暗がりの緑線の道を、心臓の音を高くしながら宿泊するホテルまで歩いた。
ようやくホテルに付いて、部屋の中でほっとしながらコンビニで買った弁当を食べた。
旅の初日ということで、宿泊ホテルに慣れないこともあって6時間ほどしか眠れなかった。
翌朝は朝のお散歩コースとして一番に推奨されている「二月堂往復コース」を歩いてみようと思って、早朝の6時前に宿を出発した。
まだホテル周辺は薄暗くて、気温も体感では10度に達していないと思える程肌寒かった。
ホテルの近くの四つ角までゆっくりと歩いていくが、最初にこの四つ角を右に曲がる。
東大寺二月堂までの20分ほどの散歩だが、昨日の午後3時過ぎからの散歩と違って、早朝の散歩は気持ちも引き締まっていて、二回目の二月堂への散歩とは思えないほど新鮮である。
この道の突き当たりの森のある辺りからが、東大寺境内となり、突き当りを今度は左に曲がっていく。
左に曲がると、今度はかなりの坂道が曲がりながら伸びている。
二月堂自体も東大寺境内のかなり高い位置にあるが、東大寺境内まで行くにもなかなかの上り道を行くことになる。
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