思い出の中の川 第4回 山熊田川と金剛川

 新潟県の最北端を流れる川が府屋大川で、その支流が中継川と小俣川である。
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 小俣川は雷集落で向川と雷川に分かれる。
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 一方、中継川は山熊田集落で金剛川と山熊田川に分かれる。 
 第4回は2005年5月21日に中継川の源流集落である山熊田集落に行った時に釣った山熊田川と金剛川である
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 新潟県村上市の山あいにある山熊田集落は人口40人あまりの小さな集落で、狩猟や機織りといった伝統文化が大切に受け継がれてきた。 
 山熊田はマタギ集落で、4月になると伝統のクマ狩りが行われる。
 山熊田川と金剛川の出合いで入れ食い気味に釣れた記憶がかすかに残っていて、今は写真も残っていないが、当時の記録を見ると、平成15年7月12日に山女20匹岩魚1匹を釣ったことになっている。
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 ここは金剛川の方で、禁漁区の手前の細い流れである。 
 この川では小さな山女が釣れたような記憶がかすかに残っている。 
 山熊田川の方は集落の中を流れていて、この川でも釣れたという記憶は全く残っていない。
 いずれにしても、釣りには全く向かない川だったという印象だけは残っている。
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 釣りを止めて集落の中に入った。 
 山熊田集落では4月末から5月にかけての連休の時期はゼンマイ採りのシーズンで、集落のあちこちでゴザの上にゼンマイを干している。
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 山から家族が採って来た袋いっぱいのゼンマイを、このおばあちゃんは嬉しそうに1本1本丁寧にそろえて、ゴザに並べていた。
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 そうして天日で何日か揉みほぐしながら干していく。
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 このようになるとすっかり完成品で、kg/万以上で売れるのである。 
 ゼンマイは今でも山村の貴重な現金収入で、一番大切な特別な山菜である。 
 この日は釣りにならない一日となったが、山村の貴重なワンシーンを見ることができて幸運だった。

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