感動する論語  孔子は弟子に「仁」を、こう語った。(k)

 孔子は仁とは何かと弟子に聞かれた時に、相手に合わせて答えている。


 面白いので紹介する。


 まず、徳行の顔回(孔子の自慢の弟子)


 弟子の顔回が「仁とはどういうことですか」と訊いたので、「私利私欲に打ち勝って、公共の福祉に寄与することだ。たった一人の人間が1日でもそれを実践したなら、やがては世の中に仁が行き渡るようになるんだよ。つまり仁の広がりは個々人のやる気に掛かっているのであって、他人事ではないのさ。」と答えたんだ。
 すると、「実践の細目をご伝授ください。」というから、「公共の福祉に反するものは「見ない・聞かない・言わない・しない」の四点だ」と教えたんだ。

  
 次に弟子政治家志望の仲弓が「仁とはどういうことですか」と訊いたんだ。
 彼には「いったん家を出たら誰に対しても国賓に会うように丁寧に接し、国民を使役するさいには、国家の大祭を執り行うようにうやうやしく扱う。自分がしてもらいたくないことは決して人にもしない。そうすれば、公共生活でも私的生活でも人に怨まれずにすむよ」と教えてやったよ。









 弟子の子張が「仁とはどういうことですか」と訊くので、「まあ、いかなる環境でも五つのことを行えたなら仁と言えるだろう」と答えたんだ。すると、「その五つを教えてください」というから、「恭・寛・信着・敏・恵の五つさ。恭しければ人から侮られないですむ。寛容ならば人望を得られる。誠実であれば人から信用される。敏活だと仕事をこなせる。恵み深ければ、人も骨身を惜しまず働いてくれるだろう」と説明してやったよ。

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