奈良散歩 その40 西大寺 


  昼時となっていたので、唐招提寺前の食堂で昼食とした。


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 食べたのは500円のこのカレーライスで、薬師寺と唐招提寺を気持ちを込めて歩いたので、お腹の方もすっかり空状態で、一気においしくカレーを完食した。

午後の日程だが、垂仁天皇陵、喜光寺、西大寺、秋篠寺などを巡る予定としていた。


最初に、西大寺に向かった。


西大寺は奈良時代に孝謙上皇(重祚して称徳天皇)の発願により、僧常騰を初代住職として建立された。


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 西大寺の寺名は有名な東大寺に対するもので、現在は境内に本堂、愛染堂、四王堂、聚宝館(宝物館)などが建つ古色を帯びた寺となっているが、奈良時代には薬師金堂、弥勒金堂、四王堂、十一面堂、東西の五重塔などが立ち並ぶ壮大な伽藍を持ち、南都七大寺の1つに数えられる大寺院であった。



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 ここは四王堂で、堂内には十一面観音立像(重文)と四天王立像(重文)が安置されている。

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 ここは寄棟造、本瓦葺の本堂(重文)で、 室町時代の焼失後に再建された堂が傷んだため、1808年頃新築完成した建物である。

 堂内には、西大寺の本尊である釈迦如来立像(鎌倉時代 重文)が安置されている。



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 そしてここが愛染堂である。

 愛染堂は京都御所の近衛公政所御殿を1762年に移築したものである。


この堂には秘仏である愛染明王坐像(重文)が安置されていたが、ちょうど開帳期間と重なったので、幸運にもこの秘仏を見ることができた。


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  写真撮影禁止なので、残念ながらネット画像で紹介となるが、いいものを見たと思った。

この愛染明王坐像(重文)は鎌倉時代の1247年に仏師善円が作った像で、小像ながら日本の愛染明王像の代表作の1つとなっている。


なお作者の善円は、西大寺本堂本尊釈迦如来像の作者である善慶と同人と推定されている。


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  衆生の救済の仕方が面白かったので、愛染明王の御真言をここに紹介する。

愛染堂を見て西大寺を出た。


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