奈良散歩 その56 般若寺の十三重石塔 

 般若寺の十三重石塔は、般若寺境内の南側、本堂の正面に建つ巨大な石塔である。
 石塔の基壇は12メートル四方、塔の高さ自体は14メートル、日本有数の規模を誇り、数多くの石塔がこの般若寺のものを参考に建立されたとも言われている。
 塔の建立は鎌倉時代の1253年頃に宋から日本に渡来した石工で、東大寺の復興にも携わった伊行末により建立されたとのことである。
 石塔は東面には薬師如来、西面には阿弥陀如来、南面に釈迦如来、北面に弥勒菩薩が描かれている。
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 この西面には阿弥陀如来が描かれている。
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 近くに寄ると、こんな阿弥陀如来像が線で描かれている。
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 これから時計回りと反対に歩いて東西南北の四面に描かれた仏画を見ていくが、盛りを過ぎたコスモスを見ながらの散策は気持ちも少し寂しくなる。
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 ここは南面で、釈迦如来が描かれている。
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 ビデオカメラをズームにすると、顔をまろやかに描かれた釈迦如来の様子がよくわかるが、付近でカラスがカアカアと鳴き声をたてている。
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 また時計回りと反対に歩いていく。
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 この東面には薬師如来坐像が描かれていて、その前に小さな銅像が置かれているが、これもどうやら薬師如来の坐像のようである。
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 それにしても、天に向かってそびえる十三重石塔の存在感は凄いものがある。
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 この北方には未来物の弥勒如来が刻まれているということだが、残念ながら逆光のためによくわからなかった。
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 コスモス寺の一番いい場所を探してコスモス寺とお別れすることにしたが、やはり本堂と十三重石塔の両方見えるこの場所が、最後の場面には良さそうである。

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