千曲川旅情の歌      島 崎 藤 村

    一小諸なる古城のほとり 雲白く遊子(いうし)悲しむ緑なす繁蔞(はこべ)は萌えず若草も藉くによしなししろがねの衾(ふすま)の岡邊日に溶けて淡雪流るあたゝかき光はあれど野に滿つる香(かをり)も知らず淺くのみ春は霞みて麥の色わづかに靑し旅人の群はいくつか畠中の道を急ぎぬ暮れ行けば淺間も見えず歌哀し佐久の草笛千曲川いざよふ波の岸近き宿に…
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近江街道をゆく その48 旅の終わり  

「近江街道の旅」は今回が最終である。 ヤマト王権の直接の主要な血となった継体天皇の祖先やその妃となった人々の地を訪ね、日本人の血液のなかの有力な部分が朝鮮半島を南下して大量に滴り落ちてきた痕跡の一部にたどり着き、琵琶湖の周囲をほぼ一周することができたので、「近江街道の旅」は収穫の大きい旅となった。 予定では天智天皇陵や草津宿本陣など…
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耽羅紀行(済州島の旅) その17 黒豚のカルビ焼肉の夕食

さて楽しみな夕食タイムとなった。 どこで食べるかヤンガイドの説明はなかったが、夕闇迫る中をバスは夕食会場となる店へ向かって走行、無事に店に到着した。  店の敷地内に제주늘븜の看板が見えたが、夕食はどうやら昼食を食べた敷地内に建っている「チェジュ ヌルボム」らしい。 「チェジュ ヌルボム」はぺ・ヨンジュンも来店したことのある程の、超…
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