岡倉天心 茶の本 第六章 芸術鑑賞 その2 花の過酷な運命(k)

 飢渇のほか何物もわれわれに対して真実なものはなく、われらみずからの煩悩のほか何物も神聖なものはない。  神社仏閣は、次から次へとわれらのまのあたり崩壊して来たが、ただ一つの祭壇、すなわちその上で至高の神へ香を焚たく「おのれ」という祭壇は永遠に保存せられている。  われらの神は偉いものだ。金銭がその予言者だ!  われらは神へ奉納す…
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能登(日本道)への道 その10 能登島をドライブ

「須曽蝦夷穴古墳」から10分ほど走って、ひょっこり温泉に着いた。 ひょっこり温泉は、波静かな七尾湾にひょっこり浮かぶ能登島の中心部にある、日帰り天然温泉施設である。 約2,000平方メートルの建物には、サウナやジャグジーを備えた和風・洋風の大浴場があり、一週間交代で“男湯”と“女湯”が入れ替わるという。 し…
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耽羅紀行(済州島の旅) その28 シュリの丘到達

  オルレ道を進んで行く。  ツアーの女性客たちが歓声を上げているので近づいていくと、グミが鈴なりになっている光景に出くわした。  そのうちの何名かの人達がグミを口に入れて食べていた。  「酸っぱいけど美味しい、あなたも食べてみたら・・・・」  僕も彼女たちに誘われ、グミを口に頬ばってみると、幸…
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最上川と「おくのほそ道」の旅 その8 養泉寺を歩く

養泉寺に到着である。   寺の前に、奥の細道と白い字で書かれた標柱が立っていた。門前の円弧を描いて北に廻り込む古道は、かつて大名が行列をつくった羽州街道。これから右に曲がって養泉寺に入る。   最初に山門が出迎えてくれる。芭蕉は清風宅で3泊、残りの7泊はこの養泉寺に身を置いた。   境内から山門を見るとこう…
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