ジュンチャンと世界を巡る 第55回はキューバ

 西インド諸島の旅は続いていますが、今回は大アンティル諸島の国々(キューバ、ジャマイカ、ハイチ、ドミニカ共和国)の中から「キューバ」を紹介します。
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 キューバは西インド諸島のなかで最大の島であるキューバ島とその周囲にある約1500のサンゴ礁の小島群からなる国です。
 北海道に秋田県と岩手県を足したほどの面積11万0861平方キロメートルの国土に、人口1100m万人ほどが住んでいます。
 首都はハバナで人口は200万程、以前はカリブ海の真珠といわれていましたが、1961年に社会主義宣言をして以来「カリブ海に浮かぶ赤い島」とよばれています。
 島国という形成上、独自の文化が育まれており、まだまだ手つかずの美しい海や自然、スペイン・コロニアル時代そのままの街の風景などが魅力となっています。
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 カストロやチェ・ゲバラの率いる革命軍がバチスタ政権を打倒した1959年の革命戦争ののち、アメリカの経済制裁によりキューバは一時どん底ともいえる状態でしたが、現在はカナダやヨーロッパ諸国からの観光客で活気を取り戻しています。
 物価が安く、治安が比較的良いのも旅行者にとっては嬉しいところで、社会主義国ならではののんびりとした雰囲気が流れ、70年代のクラシックカーが街を走っています。
 内陸部には山脈が走り、カリブ海沿岸には美しいビーチリゾートが点在し、国内には数多くの世界遺産があります。
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 首都ハバナはオールド・ハバナ(旧街)と新市街に分かれ、それぞれに多彩な見所がありますが、新市街にはヘミングウェイゆかりのポイントも数多く残ります。
 カリブ最強の砦と言われた要塞に守られた旧市街には、立派な建築がたち並び、「オールド・ハバナと要塞群」は1982年に世界文化遺産登録されました。
 新市街の中心は革命広場で、ハバナ政治の中心地と共産党本部、カストロのオフィスや軍などが集まる広場で、多いときには数十万人もの人が広場を埋め尽くし、内務省の壁に浮かび上がるチェ・ゲバラの顔やホセ・マルティ記念館など、観光地としても見逃せない場所です。
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 キューバにゆかりのある著名人として知られているのがヘミングウェイです。
 「世界中を旅して釣りとお酒をこよなく愛したノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイ」は、その人生のおよそ1/3にあたる22年間をキューバで過ごしました。
 世界の文学史に残る数々の傑作が生まれたキューバの首都ハバナには、ヘミングウェイが定宿としていたホテルやお気に入りの酒場があり、現在は多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
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 ハバナ近郊のサン・フランシスコ・デ・パウラの閑静な住宅地に、ヘミングウェイの住んでいた家がありますが、彼は1928年に初めてキューバを訪れて「誰がために鐘は鳴る」の売上でこのフィンカ・ビヒア邸(現在はヘミングウェイ博物館となっている)を購入しました。
 他にも、ヘミングウェイが通った、カクテルダイキリが有名なお店「ラ・フロリディータ」や、「老人と海」のモデルとなった小さな漁村「コヒマル」など、ゆかりの地が沢山あります。
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 釣り師はキューバを、ヘミングウェイになった気分で歩いてみたいですが、みなさんはここでどんな旅をしてみたいですか。

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