「日本最長10河川の旅」での釣り 北上川への旅 その4 僕の青春の旅はSFから始まる!!

オムカレーの朝食後,道の駅「いいで」を出発し,南陽市で国道113号線から国道13号線に入った。
山形市に入ってすぐに渋滞がしばらく続いたが,そう長い渋滞でもなく,山形蔵王インターチェンジから高速道路「山形自動車道」に乗り入れた。
カーナビシステムは非常に便利で,目的地を入力するとそこまでの最短距離と時間が表示され,その指示に従って走っていけば,誰でも目的地に着くことが出来る。
山形自動車道の古関パーキングで最初に休憩を取り,その後村田JCTから東北自動車道に乗り入れ,仙台南JCTから仙台南部道路に入り,続いて仙台東部道路へと進み,松島町を過ぎて三陸自動車道へと,目まぐるしく高速道路を乗り継ぎ,石巻河南インターチェンジから石巻の町に入った。

イメージ 1


石巻の駅前通り(震災後の今はどうなっているか?)

高速道路の走行距離は145km,時間にして2時間ほど,料金は3700円だった。
ナビの案内は的確で,一度の間違いもなく,僕を石巻に導いてくれた。
ナビというと,学生時代に読んだSF(空想科学小説)の中に登場していたものを,あいまいな記憶で思い出す。

未来社会の車は,車自体が電子頭脳というものを備えており,1人の人格として存在し,しかも言葉で命令しただけで,車は目的地まで正確に乗車している人を案内してくれる。
 
イメージ 2


しかも,ナビは女性の声でやさしく運転する人をサポートしたり,話の相手になってくれたり,恋人の代わりにもなってくれるという,すぐれた未来マシンの一部として登場していた。
現実のナビも,女性の声で案内してくれるし,音声命令でも動いてくれる。しかも,目的地を設定しただけで,安全に乗車している人をナビゲートしてくれる。
 SFの世界で描いた未来図は,今は現実の世界として存在している。

このSFに関して,忘れられない懐かしい男がいる。
高校1年当時のことだが,同じクラスにいたM君という怪物のような男がいて,彼と親しくなり,授業中に一緒に抜け出したり,いかがわしい本を回し読みしたり,不良のまねをして喜んでいたことがあった。
このM君が僕にSF小説の類を貸してくれたのだが,それ以来SFのとりこになり,大学時代にSF御三家の小松左京,星新一,筒井康隆を乱読し,彼等の書いたものを読まないでは毎日が暮らせないというところまで熱中症候群化したことがある。
星新一,筒井康隆は大学時代までに卒業したが,小松左京の著作はその後も僕の興味を惹き,日本沈没などは映画でも見て,日本という美しい島国が無くなったら,日本民族はどうなるのかと真剣に考えたものだった

イメージ 3



日本民族の故郷喪失の物語は日本沈没第二部として先日刊行されたが,多忙とは言えないまでもまだじっくりと読むだけの気力が無く,3分の1程を読んだ時点で,読むのを休止している。

ところで,M君が貸してくれた本は,40年近く返さないままで,今も僕の古い書棚の片隅に置かれている。
ターザンを生み出した作家として有名なエドガー・ライス・バロウズの火星シリーズや金星シリーズがそれで,「火星のプリンセス」「火星の女神イサス」,「金星の海賊」「金星の死者の国」などのタイトルがついている。
 
イメージ 4


火星のプリンセスのヒロインの名は,今でもはっきり記憶している。確か「デジャー・ソリス」という名だった。
M君は,同じ中学から高校へ進んだ美少女と仲がよく,何でMのやつがあんな美人と付き合っていられるんだろうと妬み半分,興味本位半分で,彼の取り巻きの男たちは彼を見ていた。
そう言えば,美少女は挿し絵のデジャー・ソリスそっくりで,美しい鼻と切れ長の目が印象的な,男好きのする大人びた美少女だった。
美女と怪物という構図が,M君と美少女にはあった。

M君と美少女がどうなったかはここでは触れないが、幸せな生活をしているという噂である。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント