木曽川への旅(2008年) その16 馬籠妻籠間を藤村の水車塚まで歩く

馬籠妻籠間は全長約9Km、ゆっくり歩くと3時間、普通の足で2時間半程度かかるということだが、最初の急坂を我慢すれば馬籠から妻籠へ歩く方がずっと楽で時間も短くて済むとのこと。

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 大雑把なコース全体図を見ると、馬籠峠までの急坂の登りを凌げば辺りの景色を眺めながら、旧中山道を楽しく歩くことができそうである。

 まず、馬籠峠までの拡大詳細地図を見てみる。

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 馬籠宿から馬籠峠までは2.2km、時間にして40分程かかり、この間の標高差は200mあるので、かなりの急勾配である。

 それでは馬籠峠に向けて出発である。

 最初から急坂であるが、そこを歩く前に、馬籠宿近くの展望台に上がってみた。


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 ここからは前方向に180度の展望が開けているが、右方向が馬籠宿で、馬籠峠へは左方向へ昇って歩いていくことになる。

 下の舗装道路はバス道路で、旧中山道はバス道路とは別の道で、熊の出没も予想される怖い山道である。

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 幸いなことに、散策路には必ずこのような標識が出ていて、初めて歩く者でも迷わず歩けるように案内されている。

 ただ気にかかるのはやはり熊のことだけ。

観光案内所から1500円出して借りた熊鈴を景気よく鳴らして歩いてはいるが、周りに一人も歩く人がいないという状態は中々心細いものである。

 どきどきしながら山道を歩いていると、ようやくバス道路にぶつかった。

 橋の脇に水車のある小屋があるが、どうやらここが有名な藤村の水車塚のあるあたりらしい。

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 橋の名は岩田橋、川の名前まではわからない。

 近くに水車塚の碑があった。

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 明治37年7月、この川が氾濫してここにあった家屋は一瞬にして押し流され、一家四人が惨死した。

難を逃れた家族の一人の蜂谷義一がたまたま藤村と親交があったことから、後年供養のため藤村に碑文を依頼して建てたものが水車塚の碑。



碑の下方には、島崎藤村の筆による「山家にありて水にうもれたる蜂谷の家族四人之記念に島崎藤村しるす」の一文が刻まれている。

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