ヒエログリフで読み取る古代エジプトの三つの季節
古代エジプトでは3つの季節があった。
ナイル川の水で生活のサイクルが決まるが、水が増え始める頃が一年の始まりとなる。
今のカレンダーで言えば、7月の後半くらい。
4ヶ月ずつ3つの季節があって、一年となる。
最初の季節は洪水の季節。
ナイル川が増水し、水がどどどどどと出るそのおかげで土地が豊かになって収穫が出来るというシステムになっている。
肥料が青ナイル上流から流れ出てくるのである。
古代エジプト人にとって、増水して水浸しというのは恵みをもたらす喜ばしいことだった。
この季節の名はアケトと読み、意味は洪、氾、などである。
第二の季節は種まきの季節の冬
水がひくと、種まきをする。
この時期はどっちかというとそれほど暑くないので、一年を比較して冬ということになる。でも我々の考える冬とは全然違う。
この季節の名はペレト。
文字を見ていくと、はじめの四角いのは、家、建物を表すpr、次のが口でr、それからパンのt、そして時を表す決定詞の太陽。
第三の季節は収穫の季節の夏。
食料となる穀物が実り、ご馳走がいただけるすばらしい季節。
この時期は暑いので、夏ということになる。
この季節の名はシェメウ、または、シェムウと読む。
はじめの長方形は池でsh、次のnが3つ重なったのは水を表すmw、そして時を表す決定詞の太陽。
池、水、太陽と書いて夏、良くできている。



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