2019年 令和元年最初の釣り その2 「永遠に、幸せになりたかったら」
今回最後に釣ったのは、上流地帯が熊の濃厚な生息区域となっているカラキ沢である。
そして、この沢は下の集落より標高が高いせいか、1週間から10日程コゴミの取れる時期が遅い。

案の定、ここにコゴミは成長しきってはいたが収穫できるサイズを保っていたので、釣りの前にコゴミ採りをした。

少し上流の平坦な場所に生えているコゴミも、今が盛りのようにダンスを踊っているように元気がいい。
ここで15~20分程コゴミ採りをして、リュックに半分ほど収穫した。
ここで採ったコゴミたちは今晩からしばらくの間、わが家の食卓を賑わすことになる。
そして、今日最後の釣りの開始である。
今まで1匹も渓魚を釣り上げて無いので、今日は完全にスカかなと思いながら、カラキ沢のポイントとなる数か所を探った。

そう期待もしなかったこのポイントから、たった1匹、今日の釣りで、最初で最後の岩魚が出た。

この岩魚のサイズは24cmあり、計測すると同じ淵に即座にリリースした。
今日も哀れな釣り師を憐れんで、やさしい光兎の神様は1匹の岩魚を恵んでくれた。
これでまた、哀れな釣り師は明日から、強く生きていける気がする( ^)o(^ )
リュックにコゴミ、心に1匹の岩魚を持って、釣り師はカラキ沢を去った。
これからは、幸せ三点セットの時間である。
まず、道の駅「関川桂の関」での「串こんにゃく」。

既に1個の玉を食べたので2個しか写っていないが、実際は3個である。

次に、極楽のような風呂のあとにお世話になる、永遠の天国へと誘う15分200円のマッサージ器。
最近は、このマッサージ器の方が幸せ三点セットの一つとなっている。

最後の幸せは、やはり釣りの後の昼食で、今日はいつもおなじみの「そばや岩蔵」にした。
岩蔵と言えば親子丼であるが、もうこれはやってないということで、岩蔵本来の代表的なメニューである「天ざる」を注文した。
もっとも岩蔵には「天ざる」という商品名はないので、ざるそばと天ぷらを一緒に頼んで、客の方で勝手に「天ざる」にするのである。

そして「天ざる」の登場である。
釣り師の幸福度は、ここで絶好調となり、幸せの極みの時間が始まる。

海老天もタラの芽など山菜の天ぷらも、実に冷たい蕎麦と相性がいい。
そしてまた、釣り師の頭に、例の中国古諺が浮かんでくる。
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
今のところは、永遠に幸せな釣り師であるが、永遠に幸せになり続けるには、「酒」も「女」も「食べ物」も重要であるという結論である。
世の中に無駄なものなど一つもない、必ず何かの役に立っている、回り道を恐れるな、永遠に幸せになるには回り道も必要である。
平成に入って30年、「釣り師ジュンチャンの旅」は続いたが、令和に入ってもこの旅は続いていく。
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