テーマ:フィールドノート(現地の詩)

トルストイの短編詩から 「忘れずやマリヤの君」

忘れずやマリヤの君よ 古びたる一つの家を まどろめる池の上なる いく世へし菩提樹の木を しじまなる並木の道を ものさびて古りにし苑(その)を いと高き廊なる壁に 姿絵のかけつらねしを? 忘れずやマリヤの君よ たそがれのみ空の色を 目路の果てひろごる野もを 遥かなる村寺の鐘を? 苑のそとせせ…
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朱熹(朱子先生)   偶成(ぐうせい)

少年易老学難成 一寸光陰不可軽 未覚池塘春草夢 階前梧葉已秋声  少年、老い易く、学成り難し。一寸の光陰、軽んずべからず。未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢。階前(かいぜん)の梧葉(ごよう)、已(すで)に秋声。  詩に云う。若い時はうつろいやすいもので、あっという間に歳をとる半面、学問は…
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少年行  李白

    少年行  李白    五陵の年少 金市の東      銀鞍白馬 春風を度わたる         落花踏み尽くして      何れの処にか遊ぶ         笑って入る         胡姫の酒肆の中 五陵の遊侠の少年たちが、金市の東の盛り場で 銀の鞍をおいた白馬に…
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江南の春  杜牧

  江南の春  杜牧            千里鶯啼いて緑紅に映ず    水村山郭 酒旗の風    南朝 四百八十はっしん寺    多少の楼台煙雨の中  当時の人が「江南」といったとき、連想するのは広い農村と古い都。広い農村の春には明るい晴れの天気が、古い都の春にはしっとりとした小雨がよく映る。南朝、特に梁の時代は仏教が盛…
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金縷(きんる)の衣 杜秋娘

金陵(南京)の街に年若き人気妓女がいた。名を「杜秋娘」(としゅうじょう)と言う。唐の徳宗のときの地方官吏、「李錡」(りき・浙西観察諸道塩鉄転運使)は杜秋娘に惚れて愛妾にした。杜秋娘はそのときまだ15歳だった。揚子江の金陵あたりの流れは清く、そこで生まれた女性は容色が優れているといわれ、その中でも杜秋娘は格別で、紅おしろいの化粧も必要ない…
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