テーマ:中国

金縷(きんる)の衣 杜秋娘

金陵(南京)の街に年若き人気妓女がいた。 名を「杜秋娘」(としゅうじょう)と言う。 唐の徳宗のときの地方官吏、「李錡」(りき・浙西観察諸道塩鉄転運使)は杜秋娘に惚れて愛妾にした。 杜秋娘はそのときまだ15歳だった。 揚子江の金陵あたりの流れは清く、そこで生まれた女性は容色が優れているといわれ、その中でも杜秋娘は格別で、紅おし…
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春望

 国の都の長安は戦争で破壊されてしまったが、山や河は昔のままである。  町にも春が来て、草木は深く生い茂っている。  このような戦乱の時世を思えば、花を見ても涙が落ちる。  家族との別れを悲しんでは、鳥の鳴き声を聞いても心が痛む。  戦乱ののろし火は、もう何ヶ月も続いていて、家族からの手紙は万…
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香炉峰の雪(例の清少納言の・・・) 白居易

日高睡足猶慵起 小閣重衾不怕寒 遺愛寺鐘欹枕聽 香爐峰雪撥簾看 匡廬便是逃名地 司馬仍爲送老官 心泰身寧是歸處 故郷何獨在長安 (読み) 日高く睡り足るも、なお起くるにものうし 小閣にしとねを重ねて寒さをおそれず 遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き 香爐峰の雪は簾をかかげてみる 匡廬(きょうろ)はすなわちこれ名を逃るる…
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朱熹(朱子先生)   偶成(ぐうせい)

   少年易老学難成  一寸光陰不可軽  未覚池塘春草夢  階前梧葉已秋声  少年、老い易く、学成り難し。一寸の光陰、軽んずべからず。  未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢。  階前(かいぜん)の梧葉(ごよう)、已(すで)に秋声。    詩に云う。若い時はうつろいやすいもので、あっという間に…
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少年行  李白

 少年行  李白     五陵の年少 金市の東     銀鞍白馬 春風を度わたる     落花踏み尽くして     何れの処にか遊ぶ     笑って入る     胡姫の酒肆の中   五陵の遊侠の少年たちが、金市の東の盛り場で   銀の鞍をおいた白馬にまたがり、春風の中わとおりすぎてゆく …
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江南の春  杜牧

 江南の春  杜牧       千里鶯啼いて緑紅に映ず        水村山郭 酒旗の風       南朝 四百八十寺       多少の楼台煙雨の中  当時の人が「江南」といったとき、連想するのは広い農村と古い都。広い農村の春には明るい晴れの天気が、古い都の春にはしっとりとした小雨がよく映る…
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