テーマ:渓流釣り

「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その5 環境考古学者安田喜憲氏と利根川源流の男たちとの共通点を発見 

 僕が現在注目している環境考古学という分野の学問のパイオニアである安田喜憲氏は、ある講演会の中で、西洋文明の目的地としてのユートピアと東洋文明の目的地としての桃源郷の意味するものについて記載していた。  彼は西洋文明と東洋文明の違いを、前者は畑作牧畜民の創った文明、後者は稲作漁労民の作った文明としてとらえている。  畑作牧畜民…
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続 思い出の中の川 第20回 天の川支流桂岡川 その3 熊にも会わず、入れ食いの初渓流釣りに大満足

 続いて2匹目が、すぐ釣れた。 小石を置いて、後で何匹目か区別がつくようにして撮影し、すぐリリースした。夢中になって釣っている間に、いよいよ森は深くなっていく。熊の影に怯えながら、減水気味の川の中ではまだ水深のあるポイントに到達した。そのポイントが、この小さな淵となっている地点である。   何か釣れるだろうと半分位は確…
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木曽川への旅(2008年の旅) その2 奈良井宿中町

奈良井宿は木曽路最大の難所の鳥居峠を控え多くの旅人で栄えた宿場町で、「奈良井千軒」といわれていた。(天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、奈良井宿の宿内家数は409軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠5軒で宿内人口は2,155人。) 宿は江戸寄りから下町、中町、上町に分かれ、中町と上町の間に鍵の手と呼ばれるクランク…
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木曽川への旅(2008年の旅)その1 奈良井宿まで

 2002年から2011年までの10年の期間をかけて、「日本の最長10河川の源流から河口までの旅」を走破した。 平成20年の旅は、7番目の川である木曽川ということになった。ここには川に並行して走る木曽路(旧五街道の一つである中山道の庶民的呼称)が走っているが、木曽路の代表的な宿場だった妻籠宿が以前から気になっていた。妻籠宿の風景はコマー…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その4 先祖代々大切にしてきた山里の暮らしを集めた郷土資料館で 

俺の仕事は俺一代という本の中に、大坪さんは「山里のロマン」という、18ページほどの挿絵つきの文章を書いている。こんな書き出した。 「俺が広い世界があるということを知ったのは、4歳の時だった。藤原の冬は寒くて長い。12月になればもう外では遊べない。子どもたちは家の中に閉じこもり、囲炉裏でジャガイモを焼いたり、焼き餅を食ったりして春を待つ。…
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続 思い出の中の川 第19回 天の川支流桂岡川 その2 桂岡川で渓流釣りに挑戦

散歩を終え出発の準備をした後、午前7時頃に朝食となった。 旅館みうらの朝食は、いかにも朝食らしい朝食で、オカズは全部食べきった。松前町を午前7時半過ぎに出発した。 愛車レガシーに乗って松前街道を快調に北上、目指すは上ノ国町である。北海道の川は熊が怖いので、渓流釣りは過去にしたことがない。比較的平場で熊の危険もそうない…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その3 『俺の仕事は俺一代』の世界 - 大坪義一さん-

 奥利根湖の帰り、このまま水上に帰るのももったいないし、源流釣行の場所を探すついでにこのあたりを見学しようかと考えて、車を藤原湖の方角に進めた。 すると眼前に、桃源郷なるものが此の世にあるとしたら、桃源郷はこんな景色のところでは、という風景が広がった。 しばらく景色に見とれて車を進めると、右手に「藤原の里ふるさと村 郷土館」という建…
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続 思い出の中の川 第18回 天の川支流桂岡川 その1 旅館みうらで明日の釣行を考えながら夕食

今回から、「思い出の中の川」は「続 思い出の中の川」として、県外の釣行の思い出を記していくことにする。 まず、北海道の天の川支流桂岡川である。  松前藩屋敷の見学を終え、午後2時には今夜の宿である旅館みうらに入った。 部屋の窓からは松前の町並みの一部が見えるが、今日の午後は部屋で過ごしながら、明日の渓流釣りの準備と休養に充てた…
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2021年9月11日 9月最初の釣り 

 令和2年の年賀状にはこんなことを書いていた。  「今年は東京オリンピックが開催され、日本国の新たな旅立ちの年となる。ご健康とご活躍を祈ります。」  しかし、令和2年はコロナ元年となり、世界中に恐怖が駆け巡って、東京オリンピックは1年延期となり、令和3年夏の開催となった。  この年も世界中にコロナが蔓延し、実際開催されるかは実施直…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その2 奥利根湖の矢木沢ダムにて

 奥利根湖は八木沢ダムの建設によって出来たダムである。昭和42年8月完成したダムだが、ここに溜まる水の量は2億430万㎥、25mプールの68万個分に相当し、東京都の人たちが一日に使う水の量の約44日分という。  矢八木沢ダムに代表されるように、ここ奥利根のダムは首都圏の水がめとして使われており、環境保護団体から言わせれば、…
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思い出の中の川 第17回 「出羽街道の旅」

「思い出の中の川」の山北の旅最終回は、2010年5月4日の旅した「出羽街道の旅」である。 この旅では前日の5月3日に海府の小河川を釣行し、勝木の山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」に宿泊、翌日の5月4日に山北地区を通る出羽街道をレガシーで走った。  「出羽街道の旅」の出発点は、大毎集落にある吉祥清水である。  この吉祥清水は山…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その1 「奥利根病」の地元探検家の人生を垣間見て

 奥利根には、藤原湖、ならまた湖、洞元湖、奥利根湖の4つの湖が点在しており、関東地方への電力供給のために作られたダム湖ではあるが、それぞれに美しい景観を誇っている。 その中でも藤原湖には、奥州藤原一族が落ち延びて密かにここで生活していた長い歴史が、今も藤原ダム湖となった湖底に眠っている。 その伝説の里である藤原郷の160戸が移転した史…
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思い出の中の川 第16回 一瞬にして永遠の里山風景

釣りの楽しみは色々あるが、季節を感じる楽しみもその一つで、特に雷集落で味わう早春風景が釣り師のお気に入りである。 雷集落を流れる向川で山女を釣りあげたことは、一つも思い出の中には残っていない。 雷集落へは、春先に足早にやってきて、まるでお祭りのように賑やかに、宝石のように鮮やかに、スプリングエフェメラルや山菜達が奏でる「一瞬にし…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 阿賀野川源流の宿で岩魚三昧

今日の宿は、南会津 舘岩村 の木賊(とくさ)温泉である。 木賊温泉は発見されてから約1000年が経つといわれ、古くより「会津の隠れ湯」と呼ばれている。  温泉の名は、植物の木賊が群生していたことに由来する。  宿泊した宿は岩魚料理の福本屋で、岩魚の卸業もしていて敷地内には生簀がある。  宿の主人は芳賀盛一さんという方で、 舘岩村 のゲー…
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思い出の中の川 第15回 雷集落の萌黄色の里山

新潟県渓流釣り協議会編「新潟の渓流と釣り」で読んだ三沢渓風師の「雷集落風景の紹介記事」に心惹かれて、雷集落へは平成8年5月3日に初めて行った。続いて平成8年5月19日に行っている。 それから10年程は雷集落に近づかなかった。 雷集落にまた行き始めたのは、平成17年ゴールデンウィークの5月4日のことで、それからは平成18年5月4日…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 阿賀野川源流地到着

南会津街は2006年(平成18年)3月20日の合併で出来た町で、それまでは田島町、舘岩村、伊南村、南郷村を名乗っていた。 阿賀野川の旅の源流の町は南会津町、ここが源流の旅の目的の町となる。 それでは本格的な午後のスタートである。 まず車で阿賀野川源流地を目指すが、その場所は福島県南会津郡南会津町と栃木県日光市の境界に位置する標高1…
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思い出の中の川 第13回 小俣宿 その2

引き続き、小俣宿を歩いて行く。  ここを歩いて行くと、山口百恵の「いい日旅立ち」をつい口ずさみたくなる。 雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶとき 帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 夕焼を探しに 母の背中で聞い…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 奴奈川姫の川「姫川」の源流で釣る その2

 荒神社の社を後ろから道なりに左廻りし、森を下っていくと姫川源流はそこにあった。  まさに案内書のとおり、源流は荒神社の境内の下から湧き出ていた。  今は渇水期なのだろうかそう水の勢いはなかったが、それでも湿地に生息する植物類の間から噴出すように流れ出ていた。  境内の上から若い女性グループが感嘆して、さかんにカメラのシャッタ…
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思い出の中の川 第12回 小俣宿 その1

 これから小俣宿を散策していくが、その前に小俣宿が登山口の一つとなっている「日本国」という山の名の由来を紹介する。 新潟県と山形県の県境に位置する標高555mのこの山の名前の由来には諸説あるようだが、三つ紹介する。  一つ目だが、蜂子皇子(崇峻天皇の第三皇子、出羽三山開山)が父親である崇峻天皇が蘇我馬子により暗殺された事で、そ…
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思い出の中の川 第11回 小俣川と日本国

 これから府屋大川を遡上し、それから小俣川へ向かう。  小俣川は清酒「日本国」の名前の由来の新潟県と山形県との県境にある日本国の山裾を流れる川である。  日本国は海抜555mの山であり、覚えやすい高さの山である。今回の「思い出の中の川」は、その日本国の登山口がある小俣集落までの小俣川沿いの川旅である。  ここはまだ府屋…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 山女釣り師の聖地「内山節の上野村」への旅 その4

 この満腹状態で、やまびこ荘で少し休んで、再び中ノ沢へ釣りに出掛けた。  塩ノ沢は水の量が極端に少なく、とても釣りどころではなかった。 中ノ沢の、浜平方面から神流川本流が流れ込むあたりに車を停め、僕はいつもの僕ではなく、内山節になった気分で、中ノ沢に降りた。  心は内山節になって、気温は今日も体温並の真夏の昼下がりに、山女釣りを始めた。…
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思い出の中の川 第10回 府屋大川河口

 2009年5月2日午後3時半頃に勝木川を見たが、それから府屋に向かい、この日は府屋の「通年民宿長平」に泊った。  府屋は新潟県の最北端に位置する旧山北町の中心街区で、2008年4月1日に村上市、荒川町、神林村、朝日村と合併し、村上市となるまでは、この府屋に町役場があり、町の行政や経済活動の中心となっていた。 この府屋に流れ込む川が府屋…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 山女釣り師の聖地「内山節の上野村」への旅 その3

 車を塩ノ沢に進め、国民宿舎やまびこ荘に向かった。 今日の宿泊場所のやまびこ荘は、イメージしていたよりずっと格調のある建物だった。 内部も絵画が適度に配置され、家具なども工夫されていた。 少し良すぎる今晩の宿舎という印象で、そこそこのホテルの宿泊と同じだと思った。 部屋に荷を置き、少し部屋で休んでいる間に、時間は12時を回っていた。 昼…
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思い出の中の川 第9回 勝木川河口

勝木川は鮭の上る川で、この川の河口部では鮭のカギ漁(ひっかけ漁)が鮭の上る秋になると行われると聞いている。 その釣り場に、2009年5月2日午後3時半頃に行ってみた。  その途中でカニの加工場を通り抜けていくのだが、そこから出るカニ独特の生臭い強烈な臭いがこの辺り一帯に立ち込めていて、勝木集落は感じのいい町だが、この…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 山女釣り師の聖地「内山節の上野村」への旅 その2

 車は峠を、上野村に向かって降りていく。  昇る時と同じくらい苦労して峠を降りて行き、しばらくすると、右手に絶好のポイントを有する沢の流れが始まった。 ここで降車して、ぶどう峠の方を振り返った。  今来た道を少し戻って左折すると、その道は御巣鷹の尾根に続く。  1985年8月12日に日航ジャンボ機(JAL123便)が群馬県上野村御巣鷹山…
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思い出の中の川 第8回 勝木川と大毎川

 平成21(2009)年から平成25(2013)年までの5年間、5月の連休の間に1泊2日の日程で、海府(笹川流れの)の小渓流へ釣りに出かけていた。 今回はその視察のような釣行で、2009年の4月24日に勝木川中流域と大毎川に入渓した。   具体的には、黄四角の範囲の川である。  この釣行はちょうどこの辺りの桜…
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「日本最長10河川の旅」での釣り 山女釣り師の聖地「内山節の上野村」その1

 信濃川の源流を訪ねる旅は終わり、2002年7月31日、旅の2日目はいよいよ山女釣り師の聖地「内山節の上野村」への旅である。 7月30日午前7時10分、朝飯を食べるとすぐ宿舎の金峰山荘を発ち、上野村へ向けての旅が始まった。 早朝の川上村を昨日のルートとは別のルートで走り抜けた。 川上村はまさしく高原野菜の村で、なだらかな丘陵地帯にはレタ…
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思い出の中の川 第7回 海府(笹川流れ)の小渓流 NO2

 山北海府の小渓流の2番目は「普川」、その河口風景である。  ここは川の瀬音と海の潮鳴りが同時に聞こえる。遠く霞んで、待望網とわっぱ飯で有名な粟島が見える。  釣り場所は線路下のポイントをまず狙う。上流はボサが多いので、この辺を適当に流す。  早速、川に入って釣り始めるが、思ったより水の勢いは強い。…
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奴奈川姫の川「姫川」の源流で釣る その1

 姫川の源流で渓流釣りをする機会を持った。  姫川は河川総延長距離がたった58km、しかしその平均勾配は1000分の13ということで、まさに日本の川の典型のような短い急流の川である。  姫川は名前も美しい、その急峻な流れも美しい。  川の名前のルーツは古事記にまでさかのぼるが、古代、姫川下流の越(高志)の国に、奴奈…
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思い出の中の川 第7回 海府(笹川流れ)の小渓流 NO1

第7回は海府(笹川流れ)の小渓流である。平成21(2009)年から平成25(2013)年までの5年間、5月の連休の間に1泊2日の日程で、海府(笹川流れの)の小渓流へ釣りに出かけていた。 この時期はゆきしろが出て、どこの川も増水して釣りにならない。それで、山菜採りを兼ねて、海府(笹川流れ)の小渓流に釣りに行っていた。宿泊したのは勝木の山北…
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