2018年4月29日 萌黄色の季節 その1 熊狩り集落で朝食

 山が笑う季節は「萌黄色(もえぎいろ)」の季節でもある。

 萌黄色とは、春先に萌え出る若葉のような冴えた黄緑色のことである。

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 具体的には上のような色である。

 萌黄色は平安時代から用いられた伝統ある色名で、平安時代では若者向けの色として愛好されていた。

 英語色名の春野の緑を意味するスプリンググリーンに、意味的にも色的にも近い。

 僕は、実はこのスプリンググリーンが大好きで、この萌黄色の季節になるとついあちこちで車を停めて、この色に染まった山野の風景を一人眺めて楽しんでいる。

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 この写真は胎内川に架かる橋上から川の上流を眺めた1枚であるが、川の両岸のいたるところに萌黄色が氾濫していて、こんな風景を見ていると自然とうれしくなってしまう。

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 この写真は関川村に近い胎内市の山里の田植え前風景であるが、まだ朝の7時15分頃なので太陽が低く逆光ぎみとなっていて、そんな中でも萌黄色は健在である。

 話変わって今日の釣行予定だが、先回釣行した藤沢川の中束集落より上流部を釣っていくつもりである。

 ところで、毎年ゴールデンウィークの頃になると、中束橋の少し上流部の川の両岸にポールを立ててロープで繋ぎ、沢山の鯉のぼりを川の上空に泳がせる風景が見られる。(下の写真は2006年4月29日の風景である。)

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 実は今年もこの風景が見られることを期待してここに来たのだが、残念ながら鯉のぼりは泳いでいなかった。

 ちょうど近くに居合わせた橋見屋のおじいさんに聞いたところ、「毎年鯉のぼりを設置している人がつい最近まで病気入院していて、河川管理者に設置許可を取るのが間に合わなかったのではないか」という返答だった。

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 事情がわかったが、なんとなく寂しくなったので、その代わりに河岸の家の脇に咲いていた八重桜を見て気分を慰めた。

 中束集落で鯉のぼりを見ながら朝食というつもりだったが、急きょ朝食場所を千刈集落に変更した。

 この千刈集落は、去年の前期放映されたNHK朝ドラ「ひよっこ」の主人公みね子の故郷奥茨城の実家周辺風景に実によく似ているのである。

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 まるで童話にでも出てくるような風景であるが、もう1週間早ければここの桜も満開となっていて、最高の眺めとなったのだが、もはや葉桜同然の様相、今年の春は少々ツキが無いようである。

 それでも、ちょうど居合わせた千刈集落の区長さん(毎年の熊狩りに、この集落から参加される唯一の方)に、自宅の前の空き地で車を停めて朝食してもいいかとお願いしたところ、快く承諾してくれた。

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 熊狩りの区長さんという大きな追い風を受け、コンビニの寿司とアサリの味噌汁とソーセージとバナナで、奥茨城の絶景?を楽しみながらの元気な朝食となった。

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