「鎌倉ものがたりと横須賀ストーリー」 その38 「横須賀ストーリー」の始まり
京急バスでホテルに戻り、夕食はホテル近くの市場食堂で済ませた。
なかなか美味しそうな食べ物を安価で食べさせてくれる食堂が、今はどこの街にも何軒かあって、僕のようなそう金持ちでもない旅人には利用しやすい。
食べたのはこの「ホタテイカ・まぐろ丼定食」で、値段は税込880円という安さである。
安い割に味はしっかりしていて、満足の夕食となった。
翌日の朝食はセントラルホテルで、無料提供のカップラーメンとコンビニから買ってきた魚肉ソーセージで済ませた。
翌11月10日(火)の日程だが、この日はくもり時々雨で、傘と赤いレインウェアを持参して、早朝横須賀中央駅に向かった。
ここが横須賀中央駅のプラットホームで、この駅は電車が到着するたびに山口百恵が1976年に歌って大ヒットした「横須賀ストーリー」のメロディがホームに鳴り響く。
横須賀中央駅では電車が上り下りを併せてほぼ5分間隔程度で発着するので、この間隔で頻繁に威勢のいいしかしどこか淋しげな、山口百恵そのもののようなメロディがホーム全体を包み込むのである。
山口百恵は東京都渋谷区に生まれ、幼少時を横浜市瀬谷区(当時は戸塚区)、小学2年生から中学生でデビューするまで横須賀市で過ごした。
横須賀市は大歌手山口百恵の子ども時代の故郷なのである。
山口は「ひと夏の経験」以降ついて回った「早熟な少女」という自分の歌手イメージに違和感を抱き、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を前年ヒットさせた阿木燿子(作詞)・宇崎竜童(作曲)のコンビを自ら指名して、この「横須賀ストーリー」が生まれた。
この転換は大当たりし、「これっきり これっきり もうこれっきりですか」という魅力的なフレーズと共に曲は大ヒットした。
僕は横須賀の街をこれまで一度も訪れたことが無かったが、「横須賀ストーリー」という曲だけは知っていて、横須賀の街の印象を「横須賀ストーリー」という曲とメロディの中で頭に焼き付けていた。
まさに「横須賀ストーリー」のメロディで、横須賀を基地にして3日間旅していることを確認し、この3日間の旅を「横須賀ストーリー」と名付けることにした。
これから僕は、この旅を「横須賀ストーリー」と呼ぶことにする。
今日最初の「横須賀ストーリー」は、横須賀中央駅から「横須賀ストーリー」のメロディに見送られながら京急本線で浦賀までの旅である。
京急本線に10分程乗って、午前8時9分に浦賀駅に到着した。
なかなか美味しそうな食べ物を安価で食べさせてくれる食堂が、今はどこの街にも何軒かあって、僕のようなそう金持ちでもない旅人には利用しやすい。
食べたのはこの「ホタテイカ・まぐろ丼定食」で、値段は税込880円という安さである。
安い割に味はしっかりしていて、満足の夕食となった。
翌日の朝食はセントラルホテルで、無料提供のカップラーメンとコンビニから買ってきた魚肉ソーセージで済ませた。
翌11月10日(火)の日程だが、この日はくもり時々雨で、傘と赤いレインウェアを持参して、早朝横須賀中央駅に向かった。
ここが横須賀中央駅のプラットホームで、この駅は電車が到着するたびに山口百恵が1976年に歌って大ヒットした「横須賀ストーリー」のメロディがホームに鳴り響く。
横須賀中央駅では電車が上り下りを併せてほぼ5分間隔程度で発着するので、この間隔で頻繁に威勢のいいしかしどこか淋しげな、山口百恵そのもののようなメロディがホーム全体を包み込むのである。
山口百恵は東京都渋谷区に生まれ、幼少時を横浜市瀬谷区(当時は戸塚区)、小学2年生から中学生でデビューするまで横須賀市で過ごした。
横須賀市は大歌手山口百恵の子ども時代の故郷なのである。
山口は「ひと夏の経験」以降ついて回った「早熟な少女」という自分の歌手イメージに違和感を抱き、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を前年ヒットさせた阿木燿子(作詞)・宇崎竜童(作曲)のコンビを自ら指名して、この「横須賀ストーリー」が生まれた。
この転換は大当たりし、「これっきり これっきり もうこれっきりですか」という魅力的なフレーズと共に曲は大ヒットした。
僕は横須賀の街をこれまで一度も訪れたことが無かったが、「横須賀ストーリー」という曲だけは知っていて、横須賀の街の印象を「横須賀ストーリー」という曲とメロディの中で頭に焼き付けていた。
まさに「横須賀ストーリー」のメロディで、横須賀を基地にして3日間旅していることを確認し、この3日間の旅を「横須賀ストーリー」と名付けることにした。
これから僕は、この旅を「横須賀ストーリー」と呼ぶことにする。
今日最初の「横須賀ストーリー」は、横須賀中央駅から「横須賀ストーリー」のメロディに見送られながら京急本線で浦賀までの旅である。
京急本線に10分程乗って、午前8時9分に浦賀駅に到着した。
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