東京散歩Ⅱ その16  帝釈天を歩く

 昼飯を食べ少し歩くと、柴又帝釈天が見えてきた。

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 寺の正式名称は経栄山題経寺である。
 なお、帝釈天は本来の意味では仏教の守護神である天部の一つを指すが、地元では、題経寺の略称として用いられることが多い。

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 ではさっそく、1896年に建立されたというこの二天門から入っていく。
 初層の左右には四天王のうちの増長天および広目天の二天が安置されていて、門の名はこれに由来する。
 境内では蝉が鳴いていたが、最高気温は今日まではまだ26度、明日は29度位となり、明後日からは32度の予想となっていて、この日くらいから梅雨が明け本格的な夏が始まるようである。

 今日は夏を迎える前の、クールな前座のような日である。

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 この建物は帝釈堂で、手前の拝殿と奥の内殿から成っていて、帝釈堂正面を入り右に進むと彫刻ギャラリーがある。

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 帝釈堂内殿の外部は東・北・西の全面が装飾彫刻で覆われており、中でも胴羽目板の法華経説話の浮き彫り10面が著名である。

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 これは法華経に説かれる代表的な説話10話を選び視覚化したもので、1922年から1934年にかけて加藤寅之助ら10人の彫刻師が1面ずつ分担制作したという。

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 帝釈堂内殿は庭も立派だった。

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 そして建物の中の部屋も、なかなかのものであった。

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