ネットで拾った「ほんのちょっぴり怖い童話」

 昔々、ある浜辺に浦島太郎という若者が住んでいました。ある日、浦島が釣りをしようと浜へでかけると、子供たちが一匹の亀をいじめてました。それを見た浦島は、亀を助けてやろうと思いました。
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「おいおい君たち、亀をいじめちゃダメじゃないか」
 すると、ガキ大将風の子供が言いました。
「じゃオッサン、この亀を買ってくれよ」
 あいにく、浦島は、持ちあわせがなかったのでこう答えました。
「いまお金を持ってないんだ。そのかわり、亀を放してやったら、亀が海にたどり着くまでの間、僕をなぐってもいいよ」

 子供たちはその条件を受け入れ、亀を放してやりました。浦島は覚悟を決め目をつぶりました。子供たちは容赦なく浦島に殴る蹴るの暴行を加えました。浦島は痛みをこらえながら心の中で念じました。
「亀よ、うまく生き延びてくれよ。二度と子供たちに捕まるんじゃないぞ」

 その間にも子供たちの暴行は続きました。
 いつまでもいつまでも暴行が続くので、浦島は亀が無事に海へ帰っただろうかと心配になり、そっと目を開けました。
 
 するとそこには、子供たちに混じって棒で浦島を殴っている、亀の姿がありましたとさ。おしまい。

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