大阪散歩 その42 壇上伽藍と大門を散策

 町石1番石のある場所から、町石ゼロの場所である壇上伽藍に向かって歩いている。

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 正面に見える門は、高野山開創1200年を記念して2015年に再建された中門であるが、このように周囲より一段高く壇上伽藍上に建てられている。
 宇宙を物質と精神の二元論で捉えた空海の世界の中へ、正面から入っていく。

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 この中門は物質の中心である壇上伽藍の正門であり、門の両端に置かれた四天王像が結界を守っている。
 中門の奥に見える建物は金堂である。

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 金堂は空海によって開創当時に創建、高野山の総本堂として重要な行事のほとんどがここで行われる。
 金堂内部の見学は出来るが写真撮影禁止となっていたので、下の写真はネットから参考借用している。

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 なお、本尊の薬師如来像は高村光雲作で、これは秘仏となっている。
 金堂の次は、金堂の右後ろに建っている高野山のシンボル、根本大塔である。

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 この建物が根本大塔、真言密教の世界観を表す重要な建物で、幾度もの火災にあいながら昭和12年に再建された。
 根本大塔内部も金堂同様に写真撮影禁止となっていたので、下の写真はネットから参考借用している。

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 正面の仏像は大日如来像で、ここには見えてないが大日如来の四隅を阿閦如来像、宝生如来像、不空成就如来像、無量寿(阿弥陀)如来像が取り囲み、16本の柱には十六大菩薩像が描かれていて、胎蔵界と金剛界を融合させた煌びやかで立体的な両界曼荼羅の世界が広がっている。
 この壇上伽藍でゆっくりしていたかったのだが、雨がぽつぽつと降ってきたので今日見なければ明日は見る予定の無い大門を、これから急いで見に行くことにした。

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 その途中で、司馬さんが「街道をゆく 高野山みち」で泊まった大門近くの西南院を間近で見て、司馬さんと同じ道を歩いているのだなと思って心が弾んだ。

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 壇上伽藍から大門へは、上図でもわかるがそんなに遠くない。
 そしてようやく、雨の大門に到着である。

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 大門というだけあってそのスケールは大きく、高さは25.1mあり、下にいる人間が豆粒クラスとなる。
 造りは重層の五間三戸、入母屋造銅茅葺、丹塗りの二階二層門の楼門である。
 今日はこの大門を見て、高野山散策を終える。

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