「播磨と淡路のみち」 その22  朝焼けの龍野を歩く

その常照寺の真ん前まで来た。
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常照寺は龍野で400年以上の歴史を持つ日蓮宗のお寺で、境内には明治の文豪国木田独歩の祖父にあたる国木田国丸の墓碑も在るというが、ここは素通りして十文字川沿いを歩いて行く。
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龍野は兵庫県で一番古い家並みが残っている街ということで、実に古色を帯びていい風景で、右手を流れる細流の十文字川もこの風景によく似合っている。
司馬さんは「街道をゆく 播州揖保川・室津みち」の中では歌人の安田章生氏夫婦と龍野の街を旅していく。 
龍野は安田章生氏が4歳の秋から8歳の春まで過ごした町である。
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「龍野の町の道はこわいほど静かで、音というものは樽を作る職人が木槌で樽をたたく音と、どこかの家の娘さんが弾く琴の音ぐらいなものだった。」と、安田氏は旅の中で司馬さんに語っている。
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龍野は童謡の「赤蜻蛉」の作詞者である三木露風の生まれ育った町ということで、そのイメージからか赤蜻蛉と夕焼けの綺麗な町として有名な町であるが、朝焼けもなかなかのものである。
この静かな町を散策しているご夫婦がおられたので、「静かでいい街ですね」と声を掛けたら、笑ってうなずいて通って行った。
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ご夫婦の後ろに半分だけ見えているのが、この龍野の町の象徴とも言える「鶏籠山」で、標高 は210m、山名は山体が鶏籠(とりかご)に似ていることから付けられた。
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「鶏籠山」が良く見えるあたりまで歩いてきたが、ここからが龍野の最も龍野らしい場所となる。

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