石狩川への旅 その16 一先ず大雪湖まで目指して出発

 9月21()午前5時、予定通りP-DASH-GARDENを出発した。
 東川町から旭山公園(旭山動物園もここにある。)を迂回し、当摩町に出てから主要地方道である愛別・当摩・旭川線を進み、愛別町で国道39号線へ抜けた。 

 ここまで1時間程、これから石狩川沿いに大雪湖まで向かう。
 
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 石狩川には愛別橋がかかっていた。 

 天気予報によると、今日から北海道全体が冷え込んでくるという。旅館出発時にあまりに寒く思わずストーブを点けた程の冷え込みで、気温はそれまでの20度~25の世界ではなく、一気に10度以上も下がってしまった。

 

 恐らく現在は10度くらいにはなっているのだろう。車も当然ヒーターでの暖気運転で、昨日までしばしば冷房運転をしていたことを思い出して、北海道の本格的な秋の訪れの早さに戸惑ってしまった。

 

 P-DASH-GARDENの管理人の話では、大雪山はもう紅葉が始まっているとか、ひょっとすると山の頂上付近では初雪に遭遇するかもしれないという情報をくれた。

 これから進むたびに高度が上がって行き、大雪山系へ突入する訳であるが、そこはまたヒグマ達の楽園ともなっている。
 
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 愛別町中愛別駅を過ぎたところで石北線が石狩川を横断するが、その辺りの風景はかなりの絶景となっていた。 
 

 ここを含め、国道39号線(通称大雪国道)沿いには絶景が多く、ついつい車を留めて写真を撮ることが多くなった。 

 

 上川町を過ぎたところでコンビニに立ち寄り、朝飯用に納豆巻きとアンパンとソーセージを300円ほどで買った。 

 

 大雪国道は徐々に勾配を増し、気がつくと層雲峡の温泉郷へ入っていた。
 
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 層雲峡を流れる石狩川は流速が早く、白波を一面に立てながら流れていて、いよいよ中流域から上流域へ入ってきたことを実感した。 
 

 ここからの石狩川は絶景続きで、周りの風景に見とれて正面衝突であの世逝きという事にならないよう、見とれそうな程の絶景に出会った時は、必ず深呼吸してから車を駐車させ、それからゆっくりと風景を撮影することを自己再確認した。
 
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 小函・大函は奇岩奇勝の連続で、中国の南画を髣髴させる風景ばかりだが、長い年月をかけて自然の作り出した自然美を堪能する余裕も無く、1ケ所にせいぜい23分停車する程度で、一先ずの目的地である大雪湖を目指した。 

 大雪湖は旭川市中心部から70km上流に位置し、ここから源流地の大雪山山系石狩岳から流れ出る最初の一滴の地点までは30kmとなる。
 

 大雪湖はアメマスやオショロコマ、ニジマス釣りのメッカとして知られており、時間があればここでの釣りを楽しみたいのだが、生憎その時間がまったくない。

 

 大雪湖畔で朝食の後、残りの30kmを行ける所まで行くというのが今回の計画である。


 8時前には、その大雪湖畔に辿り着いた。
 
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 納豆巻きを食べ、アンパンとソーセージを胃の残りの空間に流し込むと、大雪ダムの建設により出来た人造湖の大雪湖を眺め回した。

 この辺りで標高800m程度、源流地となる石狩岳の標高は1,967m、ここからの石狩川は30km駆け上がるのに1,000m程も高度を上げるのである。
 

 逆に、ここから下流へは、230km下るのに高度を800m下げる。


 勾配率の計算値は、ここからは、ここまでの約10倍となるが、実際にはそんな風に石狩川の上流部は流れない。
 

 川の上流へ行けば行くほど、川の勾配は直線では無く、双曲線のような軌跡を描き、最終的にはほぼ垂直になるほどの無限の勾配率となる。

 

 僕が目指すのは、せいぜい双曲線のカーブが急激に曲がる手前までの地点である。 (僕の活動範囲は渓流魚の棲める魚止めの滝までで、それから先は登山家の仕事である。)
 
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 大雪湖のダムサイドに石狩川の源流域地図が描かれていたが、この地図のほぼ中心に位置する細長い湖が大雪湖、真ん中の上部の囲った部分が石狩岳、×印の部分が石狩川の源流地点となる。
 

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