奈良散歩 その13 東大寺ミュージアム 

  次に南大門の近くにある東大寺ミュージアムに入った。

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  この東大寺ミュージアムでは、展示室が第1室から第5室まであり、部屋ごとにテーマが設けられている。

第1室のテーマは創建期の東大寺、第二室には重要文化財の千手観音菩薩立像などの仏像や、誕生釈迦、菩薩半跏像の彫刻、工芸品などがあり、メイン展示室となっている。


3室は、奈良時代から鎌倉時代にかけての東大寺の彫刻や工芸品、第4室は東大寺の絵画、第5室は東大寺の歴史を伝える古文書や記録が多数展示されている。


写真撮影が禁止となっているので、写真はネットから借用する。


それでは、第1室からである。


ここでは東大寺金堂の鎮壇具(寺院がお堂を建設する時にその土地の神を鎮めて災いを避けるべく、建物の基礎の部分や仏像を安置するための須弥壇の下に入れる品のこと)伎楽面(古の日本で行われた仮面舞踏劇の伎楽に使用された仮面)などが展示されている。


まず、鎮壇具から見ていく。


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 鎮壇具の中には、陽剣、陰剣の象嵌銘(ぞうがんめい)が入った大刀2口など、何種類もの大刀や銀製の小壺などの出土遺品が、須弥壇の周囲から発見されている。

これらは奈良時代全盛の8世紀中頃に埋められた宝物と考えられている。


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  次に伎楽面である。

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   伎楽は7世紀初頭に朝鮮の百済から日本にもたらされた中国生まれの楽舞である。

これらの仮面を着けた行列が、いにしえの奈良の都を、楽器を鳴らしながら舞い踊り、ユーモア溢れる芝居を演じた様子が今にも目に見えるようである。


2室は最もみどころの多い部屋である。


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  ここには重要文化財に指定されている千手観音菩薩立像を中心にして、国宝の日光・月光菩薩立像が置かれている。

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   そのほか、誕生釈迦、菩薩半跏像、重要文化材の持国天立像、多聞天立像などがこの部屋に置かれていた。

第3室は奈良時代から鎌倉時代にかけての東大寺の彫刻や工芸品を展示した部屋である。


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   展示の目玉は、2015年に国宝に指定されたばかりの「弥勒仏座像」である。

この像は大仏の試作品として作られたとも言われていて、「試みの大仏」の異名を持っているが、平安時代前期の仏像彫刻なの実際は大仏の試作品ではない。


かつては法華堂に安置されていた像で、鎌倉時代には東大寺の開山者の良弁僧正自作の念持仏として尊ばれていたという。


第4室は東大寺に伝わる絵画を展示した部屋で、時代は平安、鎌倉、中国の明時代など様々であるが、この部屋は省略する。


第5室は東大寺の考古コーナーで、歴史を伝える古文書、奈良時代の土器や須恵器、風鐸の展示、丸瓦や平瓦などの屋根瓦、木簡など、様々な展示がされているが、この部屋も省略する。


東大寺の所有する仏像やその他の宝物を、音声ガイド案内付きで30分程たっぷり鑑賞することができて気分も盛り上がった。


東大寺ミュージアムは、これで終える。


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