「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その3 『俺の仕事は俺一代』の世界 - 大坪義一さん-(k)

 奥利根湖の帰り、このまま水上に帰るのももったいないし、源流釣行の場所を探すついでにこのあたりを見学しようかと考えて、車を藤原湖の方角に進めた。

すると眼前に、桃源郷なるものが此の世にあるとしたら、桃源郷はこんな景色のところでは、という風景が広がった。

しばらく景色に見とれて車を進めると、右手に「藤原の里ふるさと村 郷土館」という建物が建っていた。

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中に入るとメガネをかけた65歳くらいの男の方が奥さんと思われる女の方と二人で座敷に座っていて、お茶を飲んでいた。

「見せてください」と声をかけ、承諾を得た後、そう広くもない1階建ての郷土館の展示品を見始めた。

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テレビの取材も受けているらしく、「いい旅夢気分」のスタッフや主演の方とここの65歳くらいの男の方が記念撮影している写真が展示してあったり、奥利根地域学術調査隊といういかめしい名の団体の撮影した貴重な資料などが掲示されていた。

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ひととおり見て回ると、入り口に近いところに5~6冊の種類の本が並べられていた。

その本の一つに記憶があったので、男の人に「家でインターネットで奥利根のこと調べてたんだけど、猪股道子さんさんだっけか、そんな名の人のことを知っていますか。」と聞いてみた。

猪熊道子さんだろ、猪と熊で猪熊さんだ。良く知ってるよ、そこにある本に、俺の書いたものが載ってる。」と早速返答が来た。

「この、『俺の仕事は俺一代』って本ですか?」と聞いたら、「そうだ」とうれしそうな声で男は言う。

僕は何かの因縁を感じ、この方との出会いがまったく偶然なのに、偶然でないように、誰か見知らぬものに導かれての出会いのような気がして、すぐに『この本ください。』と値段も良く見ずに、200ページほどある、松葉豊さんの漫画で利根川源流の男たちの絵が描いてある本を購入した。2000円だった。

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「ここが、俺の書いた部分だ。」と言って、本の1ページの角を折って、手渡してくれた。

その時初めて、この男性の名が、大坪義一という名であることを僕は知った。

猪熊道子さんの「利根川源流賛歌」の第6番目に、彼等利根川源流の男たち9名が紹介されているが、大坪義一さんは、こんな風に書かれている。

知ってますか 義一さんのこと
白樺の幹から 郷土の人形
大利根仙人 生み出した人
ふるさと郷土館 造った人

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