茶の本 全文紹介 第1章 人情の椀 NO2

 おのれに存する偉大なるものの小を感ずることのできない人は、他人に存する小なるものの偉大を見のがしがちである。 一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っているであろう。 西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。 しかるに満州の戦場…
コメント:0

続きを読むread more

近江街道をゆく その5  元三大師のこと

慈覚大師円仁を終え、今度は比叡山延暦寺の中興の祖として横川に20年居られたという、第18代天台座主良源への道を歩いていく。  良源(912年- 985年)は平安時代の天台宗の僧で、一般には命日が正月の3日であることから元三大師の名で知られており、角大師や豆大師という別称もあり、中世以降は民間の中で厄除け大師として独特の信仰を集め今日に…
コメント:0

続きを読むread more

韓のくにの旅 韓の国の旅その22 東洋会館という慶州料理の店で昼食

 慶州の地で司馬遼太郎の「韓のくに紀行」を思い出しながら旅は進んでいく。  午後からはこの旅一番のハイライトとなった世界遺産の海印寺(해인사、ヘインサ)の見学が待っているが、その前に慶州の街へ戻って昼食となった。昼食場所は、東洋会館という慶州料理の店で、豆腐キムチチゲか味噌チゲがメインの食事となる。  ここの場所だが、昨日韓国宮廷料理を…
コメント:0

続きを読むread more

「日本最長10河川の旅」での釣り 利根川その5 環境考古学者安田喜憲氏と利根川源流の男たちとの共通点を発見 

 僕が現在注目している環境考古学という分野の学問のパイオニアである安田喜憲氏は、ある講演会の中で、西洋文明の目的地としてのユートピアと東洋文明の目的地としての桃源郷の意味するものについて記載していた。  彼は西洋文明と東洋文明の違いを、前者は畑作牧畜民の作った文明、後者は稲作漁労民の作った文明としてとらえている。  畑作牧畜民…
コメント:0

続きを読むread more