韓のくにの旅 韓の国の旅その34  高句麗鍛冶屋村を見学その3 太王四神記

太王四神記の導入部は、この檀君神話をモチーフにしている。

はるか昔、地上は火の力を持つカジン率いる虎族に支配されていた。
横暴な虎族の支配に心を痛めた神の子桓雄(ファヌン)は地上に降り立ち、人々が平和に暮らす国・チュシン国を創る。
しかし、国を奪われたと感じたカジンはチュシンの民を襲う。
桓雄は争いをなくすために、カジンから火の力を奪い、熊族の女戦士・セオに与える。火の力は朱雀となって、セオに宿った。

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やがて、桓雄とセオは恋に落ち、セオは桓雄の子(檀君)を身ごもる。密かに桓雄に憧れていたカジンはこのことに嫉妬し、セオを襲うが、戦いの中で生まれた子供を守ろうとするあまり、セオは自らの力を制御しきれなくなり、朱雀が暴走を始める。
その場に駆けつけた桓雄はやむなく、青龍・白虎・玄武の三神で朱雀を倒そうとするが果たせず、自らセオを討つ。

そして、桓雄は朱雀・青龍・白虎・玄武の四神を封印し、やがて真にチュシンの王となるべき人物が誕生した際に四つの神器が目覚め、王はそれらを発見して封印を解くだろうという予言を残して、天に昇った。時に紀元前15世紀の事。

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それから2000年あまりが過ぎた374年、チュシンの王の誕生を示す星が輝き、高句麗の小獣林王(ソスリム王)弟の家に談徳(タムドク)が、妹の家にホゲが生まれる。

そのころ、四つの神器を独り占めして、四神の力を手に入れるべく、チュシンの王の誕生の日を待ち望んでいた虎族の末裔である火天(ファチョン)会の大長老は早速、部下を全国に派遣し、朱雀の神器を手に入れることに成功する。
そして、朱雀の神器を持っていた少女・キハを連れ去り、神殿に神官見習いとして送り込む。一方、キハの妹・スジニはチュシンの末裔であるコムル村の人々に保護されていた。

小獣林王の死後、弟の故国壌王(ヤン王)が即位し、談徳は王太子となる。
神殿の大神官は談徳をチュシンの王と認定し、壌王は談徳に命を狙われぬよう愚鈍なふりをするよう命じる。

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一方、高句麗の人々はホゲこそチュシンの王と見なしていた。その思いが特に強い、ホゲの母は、わが子に王位を継がせようと壌王の毒殺を画策する。
しかし、陰謀は談徳によって見破られ、ホゲの母は自害してしまう。
それ以降ホゲは談徳を憎しみ、復讐を誓う。
一方、ホゲの父であるヨン・ガリョ(以下カリョは談徳が愚鈍ではなく、計り知れない英知を持っていることに恐怖するのだった。
やがて、そんなカリョに火天会が接近していく。

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そのころ、コムル村の村長となったヒョンゴはスジニを連れて旅をしながら、前村長の言いつけに従い、チュシンの王と見なされていたホゲを見守っていた。
しかし、身分を隠し、市井を見て回っていた談徳と出会ったスジニはホゲよりも談徳の人柄に好意を抱く。そして、キハもまた談徳を慕うようになっていた。
 
カリョは、ホゲの謀略によって撃毬大会に出場できなくなったとある部族のチームに談徳が身分を隠して参加したのをとらえ、談徳の軽挙を非難し、ついにヤン王に対してホゲに王位を譲るよう迫る。
しかし、壌王はこの要求を拒絶し、大神官が談徳をチュシンの王と認定したと伝え、談徳への譲位を布告する。
窮地に立たされたカリョは火天会と手を組み、談徳を亡き者にせんと様々な謀略を仕掛けていく。
一方、一時はキハとの平凡な生活を夢見た談徳は父の死そしてヒョンゴやスジニといったコムル村の人々の励ましによって次第に王としての自覚を身につけ成長していく。
 
果たして、チュシンの王となるのは談徳かホゲか。そして、朱雀以外の神器はどこにあるのか。古代の高句麗を舞台に壮大な物語が始まる。

太王四神記は、韓国の神話世界や高句麗の実在の王「好太王」の実話をモチーフに、全24話の韓ドラの名作品となった。(後日、ビデオ鑑賞しようかと考えているが、長そう・・)

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これは、高句麗鍛冶屋村にある好太王碑のレプリカ。本物は現在の吉林省集安市の好太王陵の近くに位置している。碑は、高さ約6.3メートル・幅約1.5メートルの角柱状の石碑である。その四面に総計1802文字が刻まれ、碑文は純粋な漢文での記述となっている。
とにかく、韓国史上最大となるほど版図を広げた英雄である。

しばしの感慨にふけりながら、鍛冶屋村を後にした。

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