岡倉天心「茶の本」 第四章 茶室 その5 重複を避ける 

人生と芸術の力強いところはその発達の可能性に存した。 茶室においては、自己に関連して心の中に全効果を完成することが客各自に任されている。 禅の考え方が世間一般の思考形式となって以来、極東の美術は均斉ということは完成を表わすのみならず重複を表わすものとしてことさらに避けていた。 意匠の均等は想像の清新を全く破壊するものと考えられ…
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近江街道をゆく その43 鬼室神社と鬼室集斯の墓を拝観

鬼室神社は古くは不動堂と言い、明治以降は小野村の西宮神社として崇敬されてきた社で、小野の宮座(地域の鎮守もしくは氏神である神社の祭祀に携わる村落内の特権的な組織及びそれを構成する資格者の集団)により護持されてきた。 鬼室神社では今でも毎年11月8日に、村の人々によって神社の祭礼が行われており、近年は韓国から訪れる人も多くなった…
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耽羅紀行(済州島の旅) その12 東門市場をゆく その1

 続いて、赤字3の東門市場の見学である。 東門ロータリーの山側に広がるのが済州市民の台所を支える東門市場である。  ヤンガイドは我々を東門市場前に案内すると、あの松の木の下に午後4時半までに集合と指示した。 見学時間は30分程、長いか短いかはこれから市場に入れば判る。  東門市場は、済州島で最も長い歴史を持つ大規模市場で、日本の植民地支…
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「最上川とおくのほそ道の旅」プロローグ

 2007年(平成19年)の「日本最長10河川の旅」は最上川と阿武隈川となった。 まず、最上川の旅から始まる。 最上川は隣県の山形県だけを流れる川ということで、旅行や釣りで度々訪れているが、正確に何回最上川に遭遇したかは曖昧なところがあり、はっきりとは言えない。 2007年のこの最上川の旅以前の旅のこととなると、はっきりと思い出すのは二…
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