去りゆく五月の詩  三木露風

われは見る。廃園の奥、折ふしの音なき花の散りかひ。風のあゆみ、静かなる午後の光に、去りゆく優しき五月のうしろかげを。空の色やはらかに青みわたり夢深き樹には啼く、空しき鳥。あゝいま、園のうち「追憶」は頭を垂れ、かくてまたひそやかに涙すれどもかの「時」こそは哀しきにほひのあとを過ぎて甘きこころをゆすりゆすりはやもわが楽しき住家の屋を出でゆく…
コメント:0

続きを読むread more

近江街道をゆく その46  石山寺に行く

西国三十三所観音霊場の第14番札所の三井寺の次に、西国三十三所観音霊場第13番札所となっている石山寺に行った。 この寺は東寺真言宗の寺院で本尊は如意輪観音、開基(創立者)は良弁である。 近江八景の1つ「石山秋月」で知られる寺で、また蜻蛉日記、更級日記、枕草子などの文学作品にも度々登場し、源氏物語の作者紫式部は、石山寺参篭の折…
コメント:0

続きを読むread more

耽羅紀行(済州島の旅) その15 龍頭岩を見学

 赤字3の東門市場から今日最後の見学地となる赤字4の龍頭岩へ行く。  龍頭岩は今日と明日の2日間宿泊する赤星印のラマダプラザホテル済州とは目と鼻の先で、ヤンガイドがバスの中で、みなさんの今夜の宿が見えますとガイドしていた。  バスから降りて僕らははぐれないようにヤンガイドを先頭に龍頭岩に向かって歩いていくが、ここは観光客が多くて賑やかな…
コメント:0

続きを読むread more