甲州街道と佐久平みち その9 山梨県立美術館

 次に、山梨県立文学館の向かいに建っている山梨県立美術館に入った。



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 文化不毛の地と評されていた山梨県では戦後博物館建設構想など文化事業振興の気運が高まり、山梨県知事となっていた田邊圀男は1975年に山梨県立美術館の設置事業に着手し、翌1976年には山梨県農事試験場跡地に美術館の建設が着工された。

田辺と初代館長の千澤テイ治によりコレクションの中心をバルビゾン派の画家とする方針が定められ、ミレーの「種まく人」、「落ち穂拾い、夏」をはじめとするミレーコレクションやバルビゾン派の画家の作品を多く収蔵することとなった。


山梨県立美術館では、「2019夏」というコレクション展がミレー館で展示されていたので、ミレーコレクションやバルビゾン派の画家の作品などを堪能した。


展示内容は、ミレーの生涯と作品、自然を描いた画家たち(バルビゾン派を中心に)の二つに分けられて展示されていた。


まず、ミレーの生涯と作品の展示を見た。





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 この中では、やはり「種まく人」の迫力に圧倒され感動したが、この絵の落札価格は2億円とのことだった。



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 この作品はゴッホの「種まく人」に触発されて描いたもので、「ゴッホの種まく人」は強烈な太陽の光を受けながら一人の男性が種をまいている風景を描いている。

ゴッホの「種まく人」の本物は見た事がないが、しかし個人的にはミレーの「種まく人」の圧倒的な存在感と躍動感に軍配が上がってしまう。


「2019夏コレクション展」はミレーの「種まく人」1枚で十分と感じた。





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 しかし、美術の教科書などに登場する「落ち穂拾い、夏」もミレーの代表的な作品で、素直に絵の世界に溶け込める気がした。

自然を描いた画家たち(バルビゾン派を中心に)も良かった。





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 これはバルビゾン派の画家ピエール=エティエンヌ・テオドール・ルソーの「フォンテーヌブローの森のはずれ」である。



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 これは、バルビゾン派の画家コンスタン・トロワイヨンの「市日」である。



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 これは、バルビゾン派の画家シャルル=フランソワ・ドービニーの「オワーズ河の夏の朝」

である。


 この他の作品もそれぞれ味があって、楽しい時間を過ごした。


作品を鑑賞したあと、山梨県立美術館内のレストランArt Archivesで昼食を食べた。





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 食事はトマトの冷製パスタで、見た目は美味しそうだったが、ニンニクがたっぷりと入っていて、個人的にはキツイ味付けとなっていて、サラダを入れながらそれでも三分の二ほど食べたが、結局残してしまった。

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