岡倉天心 茶の本 第六章 芸術鑑賞 その1 花なくてどうして生きて行かれよう(k)

 春の東雲のふるえる薄明に、小鳥が木の間で、わけのありそうな調子でささやいている時、諸君は彼らがそのつれあいに花のことを語っているのだと感じたことはありませんか。 人間について見れば、花を観賞することはどうも恋愛の詩と時を同じくして起こっているようである。 無意識のゆえに麗しく、沈黙のために芳しい花の姿でなくて、どこに処女の心の解ける姿…
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横山大観 無我

芸大一期生として新しい「日本画」というジャンルを拓いた大観の出世作。当時は藝大にはまだ、西洋画は無かった。無我とは悟りの境地。彼はそれを無邪気な子供にたとえている。「無我」とは仏教用語で「諸法無我」、大観はそれを幼児の天真爛漫の姿になぞらえた。現代風に言うとポニーテールのようなくわい頭の童子が奈良時代の夾纈(キョウケチ:古代染めの一…
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能登(日本道)への道 その8 能登島ドライブの旅の始まり

 院内勅使塚古墳を見終えると、昼食のために七尾市街に戻った。 昼食は上地図の能登食祭市場である。 この市場の正式名称は七尾フィッシャーマンズ・ワーフ・能登食祭市場といい、七尾市の姉妹都市であるモントレーが位置するアメリカ合衆国カリフォルニア州の沿岸都市に多く見られる観光地「フィッシャーマンズワーフ(漁師の波止場の意味)」を参…
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耽羅紀行(済州島の旅) その26 絶景のオルレ道の散策 

 昼食が終わると、午後1番目は赤字2のオルレ道の散策。  オルレ道の入口の済州ロッテホテルまでバスで向かった。  まるで王宮のような済州ロッテホテルに到着した。  この済州ロッテホテルはオールインなど数々の韓ドラのロケ地として使用されたホテルで、オールインを完全に1回ぶっ通しで視聴し、オールインのシナリオ集まで通販で購入し、この日のため…
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最上川と「おくのほそ道」の旅 その7 尾花沢で芭蕉・清風歴史資料館を見学

午前中は尾花沢から大石田そして山寺へと進んでいくが、この3箇所は芭蕉がおくのほそ道で歩いた道でもある。山刀伐峠を越え、元禄2年(1689年)5月17日(新暦7月3日)、尾花沢にたどり着いた芭蕉は旧友鈴木清風を訪ねた。   季節は紅花の開花期となっており、紅花問屋を営む島田屋鈴木家は多忙を極めていた。僕も芭蕉の歩いた道を辿って鈴…
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