ロシアのアネクドート傑作集から その2 ソ連時代の小話


 ロシアのアネクドート傑作集から その2 

その1 

 場所はモスクワの中学校。
 先生が地球儀を指して、授業をしている。
「みなさん、ここには失業と暴力と、そして人種差別と不正の横行しているアメリカがあります。そしてこちらは幸福と、完全雇用と住みよい公正な国ソ連であります」
すると後から、ちょっとウスノロのアリョーシャが言った。
「先生、そのソ連へはどうやって行けばよいのですか」

その2

 ソ連の高校で、教官が経済学の講義に入る前に、学生のワシーリーに質問した。
「アメリカについて知っていることは?」
「ハイ、帝国主義で、少数民族は抑圧され、犯罪と汚職が横行しています」
「つぎに経済面で知っていることは」
「ハイ先生、失業と貧困の巣だと思います」
「よく出来ました。ワシーリー君、ではわが国の経済計画について述べてごらん」
「ハイ、第一の目標は、まずアメリカに追いつくことです」

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