テーマ:石狩川への旅

石狩川への旅 その27 FAINAL 小樽にて

 小樽から始まった石狩川の旅も、小樽で終わる。  もちろん、帰りのカーフェリーの旅もあるが、北海道内での旅は、小樽が最終である。  その小樽に、午後4時半頃に到着、宿の位置が分らず30分ほど迷って、ようやく北運河近くに位置する「おたる北運河かもめや」に到着した。    かもめやは喫茶店を併設した小さな宿で、レトロな6畳間に泊ま…
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石狩川への旅 その26  札幌にて

 今日の夕方に小樽に戻る関係で、午後からの市内見学は限られた場所となった。  国指定の重要文化財である北海道庁旧本庁舎と札幌市時計台(札幌で一番つまらないという観光場所とか)、それに北海道立近代美術館か北海道立三岸好太郎美術館に立寄ろうと考えていた。    午後一番に、北海道庁旧本庁舎に立寄った。     北海道庁旧本庁舎が建てられ…
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石狩川への旅 その25 北大を卒業

 北大キャンパスはちょっとした都市公園である。  散策するにも、立ち止まって長い間に洗練されて来た風景を楽しむにも、絶好の場所である。    北大を象徴するポプラ並木は、約100年前に林学科の学生によって植樹されたもの。    理学部と工学部に挟まれた小道を第1農場の方角(西)に進んでいくと、新渡戸稲造博士像の前に大勢の人だかりが出来…
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石狩川への旅 その24 北大理学部

 農学部の隣にはノーベル化学賞の鈴木章や宇宙飛行士の毛利衛が卒業している理学部がある。    ここの学科は数学科、物理学科、化学科、生物化学科と分かれていて、ここまでは通常の理学部と大差ないのだが、地球惑星科学科なる興味をそそられる名の学科が存在する。  2年後期のカリキュラムを見ると、地球惑星基礎化学、地球史、堆積学、マグマ科学、地…
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石狩川への旅 その23 北大農学部

 北大交流プラザ「エルムの森」で北大ぐるぶらマップを手に入れ、それを教科書にして北大散策をスタートした。      北大ぐるぶらマップでは、①が北大正面入り口、4のサクシュコトニ川は北大創設125周年を記念して再生された川で、アイヌ語に由来した名前の意味は「くぼ地を流れる川のうち、豊平川に最も近い川」と…
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石狩川への旅 その22 札幌、北大到着!!

 翌日、9月23日朝6時、モーニングコーヒーをサービスしていただいた後、ギャラリーペンション当麻を出た。  朝飯は砂川パーキングエリア内で北海道名物のスープカレー(850円)を食べて済ませた。  向かう先は札幌にある北海道大学、氷点の主人公である陽子が学んだ大学である。  陽子は北大文学部、恋人の北原と陽子の兄は医学部、人殺しの佐石の…
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石狩川への旅 その21 旭川(小説氷点の地)を去る日・・

 午後からは、美瑛川、忠別川、牛朱別川が本流石狩川に流れ込む美しい自然に恵まれた街「旭川」の断片を訪ねて回った。  旭川は屯田兵が切り開いた軍事と開拓の拠点都市として生まれ発展してきた街である。    ここには陸軍第7師団が置かれ、北方ロシアへのにらみを利かせていた。    昨日の午後訪ねた記念館の主人公である小説家「井上靖」は、第7師…
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石狩川への旅 その20 愚かな旅人 旭川ラーメン村にてラーメンを食す!!

 さて、昼食タイムとなったが、旭川は全国的に有名な旭川ラーメンの街である。  開高健は「愚者は食べ物の話をし、賢者は旅の話をする(蒙古古諺)。 しからば、私は愚かな旅人であろうか。」とオーパ!、オーパ!に書いていた。     僕も開高健を気取り、旅の合間にその土地の食べ物を食べてうん蓄するのがけっこう趣味で、ここ旭川のご当地グルメは何と…
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石狩川への旅 その19 旭山動物園にて

9月22日(水)午前9時、P-DASH-GARDENをチェックアウトし、車で10分ほどの距離に位置する旭山動物園へ向かった。  旭山動物園は北海道一というよりも日本一有名な動物園で、西田敏行主演で映画化もされている先進的な動物園である。    混み方が半端でないということで、正門、東門の他に西門も設置され、この西門が人気のあざらし館やほ…
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石狩川への旅 その18 この旅一番の幸運をGET!!

 石狩川源流制覇のあと山を下り、旭川市に隣接する愛別町の河原で、野外用のキャンピングストーブでお湯を沸かし、即席ラーメンの中にソーセージを切り刻んで入れて簡単な昼食を食べた。  粉末コーヒーも入れて、しばしアウトドア気分を味わった。  その後、旭川市ゆかりの二人の文学者の文学館を訪ねたが、そのことは旭川市を出る前に書く事にする。  その…
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石狩川への旅 その17 石狩川源流地にて

 北海道で一番の高峰は大雪山系(大雪山という山は存在せず、正確には大雪山系と呼ぶべき山々)の旭岳(2291m)である。  石狩川の源流地である石狩岳(1967m)は石狩川本流を挟んで旭岳とは反対の山系の山である。    この石狩岳から流れるクチャンベツ川が石狩川の源流だが、ここへ行く道路はゲートにより閉ざされており、通行するには上川中部…
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石狩川への旅 その16 一先ず大雪湖まで目指して出発

 9月21日(火)午前5時、予定通りP-DASH-GARDENを出発した。  東川町から旭山公園(旭山動物園もここにある。)を迂回し、当摩町に出てから主要地方道である愛別・当摩・旭川線を進み、愛別町で国道39号線へ抜けた。   ここまで1時間程、これから石狩川沿いに大雪湖まで向かう。    石狩川には愛別橋がかかって…
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石狩川への旅 その15 P-DASH-GARDENにて

美瑛を流れる美瑛川は名前には似ず濁った川だった。  ここでイクラを餌にして30分ほど釣ってみたが、当りも無く魚の居る気配も無かった。美瑛の帰り道、237号線は非常に混みあっておりかなりの渋滞となった。  今日の宿泊先であるP-DASH-GARDENはナビにも載ってない場所なので、余裕をみて辿り付きたかった。     だが最悪にも石狩市厚…
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石狩川への旅 その14  「美瑛」にチョット寄り道(k)

 新十津川町から滝川市へ抜け、滝川ICから道央自動車道に入り、そのまま旭川を目指すことにした。  旭川までは1時間もかからずに到着した。  旭川から源流地の石狩岳山麓までは110km程、石狩川の全長が268kmなので、既にここまでで158kmの距離を遡上したことになる。  旭川からの石狩川は、大雪山系を遠巻きに回り、源流地で…
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石狩川への旅 その13  「新十津川町」にて

 新十津川町の物語は、故郷崩壊と故郷再生の物語である。  新十津川町は奈良県南部に位置する日本一広い村として有名な十津川村の住民が、大洪水で被災し、難民同然に北海道の空知地方の中央部に入植し、新しい十津川をこの地で造りあげた町として有名で、今では北海道でも有数の富裕な農村として知られている。  小松左京氏の著名な小説に「日本沈没」という…
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石狩川への旅 その12  月形町「樺戸集治監」にて

厚田村を出てからの行き先は月形町である。  それから新十津川町、更に深川市など、司馬遼太郎が「街道をゆく 北海道の諸道」で書いていた場所を回り、昼過ぎには旭川市に入る予定である。 北海道近代史の想像を絶する凄さとは、日本人が弥生時代(紀元前10世紀中頃から始まる)から始め、2千年もの時を使って拡大改良させて来た稲作技術を中心とする生活体…
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石狩川への旅 その11  石狩市厚田にて

 河口到達の後、目標の地は厚田村(現石狩市厚田区)となる。  厚田村(現石狩市厚田区)は、大正末期の画壇で早熟の天才と言われた三岸好太郎の本籍地であり、その異父兄である子母沢寛の故郷でもある。  この作品は、三岸が札幌第一中学校(現・札幌南高校)を卒業し、画家を志して上京する直前の1921(大正10)年、17歳の時に描かれた自画像であ…
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石狩川への旅 その10 石狩川河口到達!!

 北海道での1日目は小樽グリーンホテル別館で宿泊した。  もちろん、素泊まり3500円の料金に惹かれてのこと。  料金を考えなければ、運河前の絶好のロケーションに立っている洋風建築の美しい建物である「ホテルノルド」とか、小林多喜二が勤務していた旧北海道拓殖銀行小樽支店を利用しているビィブラントオタルホテルとか、はるかノスタルジーの綾瀬慎…
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石狩川への旅 その9 岩井俊二の「ラブレター」

 韓国ドラマ「冬のソナタ」が大ブレークしたのは2002年の日韓共催のワールドカップ大会以降だったと記憶している。  しかし、これより先に韓国や東南アジアで大ブレークした日本映画がある。  これが岩井俊二監督、中山美穂の主演で日本でも評判となった小樽が主要な舞台となる「ラブレター」である。    山で死んだ恋人の過去を、偶然出…
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石狩川への旅 その8 「小樽市文学館」にて 

 中央通りから手宮線跡を歩き、日銀通りに入った。  ここに小樽市立文学館・美術館がある。  外壁も内部も薄汚れていて、「誰もが犬のように頭を下げて道を歩いていた。」と綾瀬慎介が表現したような昔日の小樽っぽい建物の中に居ると、現実が遠くになるような感覚になる。  文学館は伊藤整と小林多喜二の展示物が目を引き、小樽はこの二人の偉大な文学者…
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石狩川への旅 その7「はるかノスタルジー」

 これから僕は、「はるか、ノスタルジー」の舞台となった小樽の街を映画の舞台を手がかりに散策する。  「はるか、ノスタルジー」のメインテーマは、人気少女小説作家綾瀬慎介が自ら「封印していた過去」をたどる旅であるが、彼が主人公はるか(石田ひかりが、女子高生はるかと初恋の人三好遥子の二役を好演。)と最初に出会ったのが小樽駅付近の船見坂。 …
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石狩川への旅 その6「海猫屋」にて

 小樽は食べ物の美味しい街でもある。特に寿司が有名で、小樽寿司屋通りというのもあって、数十件の大小様々な店が競い合って商売をしている。  僕はここでの昼飯は海猫屋に決めていた。海猫屋は小林多喜二の小説「不在地主」のモデルとなった「磯野商店」が建てた倉庫。  ここは小説や映画の舞台となってから有名になった店で、村松友視の小説「海猫屋の客」…
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石狩川への旅 その5「小樽運河」にて

 小樽と言えば、一番先に思い浮かべるのが運河。  観光用写真には必ず運河と倉庫群の絶景が登場し、小樽への旅情をそそる。  大正12年(1923年)に完成したこの運河は内陸に水路を掘ったものではなく、沖合を埋立て、陸との間に出来た水路であり、「埋立て式運河」と呼ばれる。 僕は北運河の運河公園前の道路に無断駐車(北運河近…
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石狩川への旅 その4 「鰊(にしん)御殿」にて

 これから僕は、小樽そのものを象徴する建物を見学に行く。それは小樽市祝津にある北海道指定有形文化財の「鰊御殿」である。  江戸時代、経済の基盤は米であったが、渡島半島の南西部を所領としていた松前藩の場合、鰊(ニシン)が経済の基盤をなしていた。(鰊は当時は鯡[魚に非ず]と書いて米相当の扱いだった。)  幕末には幕府は蝦夷地を直…
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石狩川への旅 その3 小樽市街地を眼下にして

 小樽の早朝は雨だった。晴天の猛暑に慣れていたので、少々がっかりしたが、計画していた午前中の街中散策、午後からの街郊外探訪を逆にして、街郊外からのスタートとした。  せっかく時に忘れられたレトロな街を散策出来るのだから、雨が上がってから、ゆっくりと市内散策を楽しみたかった。  時間があれば、船内で読んでいた「ラブレター」に登場し…
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石狩川への旅 その2 ゆうかり号での船旅

 この船が乗船したゆうかり号  全長199.9m、総トン数18,229トン、トラック146台、乗用車58台を搭載でき、旅客定員は892名である。バイクの搭載台数は不明である。  この旅だが、思ったよりは快適だった。  部屋は1等洋室、大勢でのごろ寝の2等は翌日の行動に支障を来たすので、少々高いが個室を行き帰りともチャ…
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石狩川への旅 その1 石狩川の概要

 平成22年度、平成23年度と北海道での川旅を予定していたが、平成22年度は道央を流れ下る石狩川にチャレンジする計画を立てていた。  実際には、この川旅を今年の9月18日(土)から9月25日(土)まで挙行した。(その旅の記録を紹介する。)  今回の石狩川の旅は、いわゆる日本人が古代以降において蝦夷(エゾ)地と言っていた北海道…
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石狩川への旅 序章

 石狩川の旅は「日本の最長10河川の旅」のラスト前の旅であり、河川延長は信濃川、利根川に続き三番目となる268kmを誇る道内一の大河川である。  源流地は大雪山系の石狩岳、そこから河口の石狩町までの268kmの行程を、いつものように我が愛車「レガシーツーリングワゴン」で走破するのである。  ところで、北海道が僕の中で、…
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